乾物をはじめとして、上環はおいしい食材の店が集まっている気がします。
上の写真、なぜか蟹の看板だらけ…。
その一つが、自家製麺の「安利麺」。
看板にあるとおり、創業は1908年という老舗!
香港でここまでの老舗って珍しいような気がする。
どうやらざっくり言うと「よけいなものを使わず、MSG(合成調味料)も使ってません!」と書いてあるようです。
店はとにかく小さい。といってもなあ麺しか扱ってないんだから、あまりスペースは必要ないか。地価の高い香港にぴったりな商売かもしれません。
こんなかんじ
一言で乾麺といっても、エビの卵入り、アワビ入り、緑のほうれん草入り(だったかな)など色々な種類があります。
さーらーにー、同じものでも等級がいろいろあるんですよ。
一級とか、頂級とか。
そうなるとちょっといいものを買いたくなってしまうのが人の性(さが)。香港ってこういうの多いですよね、乾物でも等級がいっぱいある。高級品が好きだからなのか? それともランク付けするほど何でも種類豊富なのか。なんにせよ、商売をわかってらっしゃる
写真じゃわかりづらいけど、カラフルなパッケージは個包装。
フレッシュなうちに使い切れるので、そんなに数はいらんという場合はこちらのほうがいいかも。でもちょっと割高。といってもだいたい一食100円以下だけど。
パッケージもきれいなので、おみやげにもおすすめでございます。
私が買ったのはこの2種
えびの卵入りの頂級麺。
一斤とありますが、5食入りで63HK$。
汁麺としていただくのがよいそう。鶏ガラスープの粉も別売りしています。
お店の人は「えびの卵からダシが出るから、スープはなくていいよ」とのことだったけど、やっぱりあったほうがいいと作ってみて思いましたよ!!! つーか必要。そもそもダシが十分できるほど長い時間ゆでないのでね。
でもえびの卵の風味がばっちりあって、エビ好きな方にはたまらない。はず
もう一つはスタンダードな卵麺。
招牌、と書いてあるのでこれがシグネチャーなんでしょう。
5食で43HK$。
炒麺を作りたいと言ったらこれをすすめられた。
実際XO醤とオイスターソースで炒めたらすごくおいしかったけど、炒めるときはくっつかないフライパンでやってください! ここテストに出ます!(←またか) テフロンはげはげのフライパンで作ったら(麺に油をまぶしたのにもかかわらず)、麺の2割くらいフライパンに焦げ付いて悲しかった…… その日、フライパンともお別れしました。
というわけで香港麺をおうちで再現したい!という人は帰国前に行くべし。
軽くてコンパクトなのでおみやげにもおすすめですよ(大切なことなので二度言った)。
安利麺
香港上環文咸東街84-90號順隆大廈B1地舖
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