2017年最後の更新は、フォーシーズンズホテル香港(Four Seasons Hotel Hong Kong)の「BLUE BAR(ブルーバー)」。
IFC駅直結、香港駅にも雨に濡れず行けるナイスなロケーションとシックな空間で、香港屈指の高級ホテル。でもお上品がゆえか、ギラギラの香港では意外と控えめな存在になっているような(私の中では)。
しかし今回、1階の「Blue Bar(ブルーバー)」がカジュアルで趣味がよくハッピーアワーもあるとか。というわけで行ってみました。
入口はIFCからすぐ。
ロビーラウンジという位置づけみたいですが、入ってからちょっと奥まったところにあります。
暗いので私のポンコツカメラではどうしてもブレてしまいますが、こんなかんじ。
一面ブルーのシックな世界に、窓の外はハーバービュー。
基本的に客層が落ち着いています。大人なカップルや、意味深な待ち合わせ男女…とドラマチック。
で、メニューはカクテル中心。
マティーニとそのアレンジ系ハード&ショートなカクテルが中心の模様。
まずライチの味の、オリジナルマティーニ。
最初、スタッフに「おすすめはどれ?」と聞いたものの、メニューの説明が長すぎてめんどくさくなり「うーん、じゃスパークリングワインでいいや」みたいになったら、「そんな! ここまで来たのにそんな月並みの注文をするなんてもったいないですよ!」とあからさまにがっかり顔。で、これにしたのです。
いかなる高級店でもフレンドリーにグイグイ攻める香港のサービスは好きです。
ライチとレモンゼストが清々しい。カクテルは130HK$くらいが中心の模様。
連れの頼んだネグローニ(の類似品。だったような気がする)。
とてもまとまりある味。
そしてハッピーアワーです。
普通ハッピーアワーといえば「BUY 1 GET 1 FREE」というイメージですが、ここはフードが無料でついてくるんです。
まずこちらは通常の無料スナック。
バータイムならいつでも出してくれるものと思われます。左のチーズクラッカーがおいしかった。
ホテルのバーというと最愛はJWマリオットの「Q88」なのですが、コンプリメンタリースナックに関しては、BLUE BARのほうが全然いけてる。
で、ハッピーアワーにはこれプラス、まだフードが出ます。
左からサラミ、パルメザンチーズ、サーディンのカナッペ。暗くて写真はポンコツですが。
ホテルって朝も昼もブッフェやってるから、こういう食材は潤沢なんだろうな…とつい冷静な目で見てしまいますが、二人でこれだけ出されたら、けっこうお腹はフル。もう帰りに軽くワンタン麺でシメるくらいで十分。
で、こちらはビール。
こんな素敵なバーに来てビールかと思われるでしょうが、素敵なバーはサーバーのおそうじがマメなのでおいしい。
銘柄は、香港産生ビールの「Young Master」でした。
営業がうまいのか、Young Masterは色んな店に食い込んでいますね。
あと個人的には……
アンディ・ラウ激似の超絶ほーれんじゃい(いい男 in広東語)スタッフも、カクテルとともに心に残りました。特にイケメン好きでない私も、なんか得した気分。
もちろんBLUE BAR、それ抜きでも十分素敵なラウンジでした。香港らしい夜景と、落ち着いた雰囲気。
18時〜深夜まではDJが入ってます。
上品なクラブミュージック。パリピ系ではないので、人を選ばないはず。
ハッピーアワーの時間は毎日18-19時。短い。
でも土日も含め毎日やってるってところも頼れる理由かもしれません。