4月8日にオープンする香港発のミシュラン点心店「添好運(ティムホーワン/TimHoWan) 日比谷店」。
オープン前のお披露目に、ほんの少しだけおじゃましました。
場所は日比谷シャンテ別館。
緑の大きなロゴで、すぐに見つけられるはず
店内はこんなかんじで、カジュアルながら快適。
広くて、窓も大きくて開放感抜群。
香港の店舗、私はもっぱらIFCの香港駅のところばかり行くので、そこと比べるとかなり広い。北角店と同じくらいの規模でしょうか(マニアックな例え)。行列してもわりとすぐ入れそう。
厨房は、活気あふれるオープンキッチン!
この時はメニューの研究中。
大根餅の切り方を熱くレクチャーしていました。
奥には新品のせいろが多数スタンバイ
出番を今や遅しと待っています。
そして気になるメニュー。
残念ながら、こちらはあくまで撮影用で食べていませんが、本場と変わらないクオリティに見えます。腸粉、つやつや!
メニュー表はこれです!!!
ラインナップも充実!!!
腸粉だけで3種もあります。
気になるお値段。
480、580円が中心。デザートは380円など。
ご参考までに。
かなり現地に近いお値段だと思います。
日本でなかなか手に入りにくい食材も多いでしょうに、この努力には拍手を贈りたい
私が試食したのはこちら。
簡単に説明しますと、ベジタリアン蒸し餃子、チャーシューメロンパン、きんもくせいゼリー。※あくまで試食用のプレートで、こういうセットがあるわけではありません。
餃子は具のざくざくとした食感が楽しいし、具だくさん。口に入れたとたん「あ、香港だ!」と感じる香りがあるんです。
メロンパンはとにかくチャーシューの角切りがごろごろ。
香港版チャーシューメロンパンのあんはこってり濃厚系だったような気がするのですが、こちらはジュレっぽいテクスチャー。生地は香港はもっちり、日本は少しふわっとしています。でもビスケット生地のサクサク感は同じ。
細かい違いはあるのでしょうが、方向性やおいしさは変わりありません。
風土も食材も違う日本でこの味を作るのは、香港以上に大変でしょう。
ましてやこの価格帯! すごい!
サービスのお茶がプーアル茶(ぽーれいちゃ)であることも、香港好きとしてはうれしいこだわり
味もキッチンの活気も、お値段も香港スタイルな「添好運 日比谷店」。
よく考えたら、すごいことです。
「ジェネリック香港」なんて呼ばれることもある最近増加中の香港テーマの飲食店。でも、きっとここはジェネリックなんて言わせない、本場の香港点心を味わえる貴重な場になるはず。
4月8日のオープンがたのしみです
添好運(ティムホーワン) 日比谷店