なにをいまさらと言われそうですが、空港からのバスの話です。
香港50回くらい行っておきながら、白状いたしますとワタクシ、今までバスってほんの数回くらいしか乗ってませんでした。「リピーターといえばバス」的イメージがありますが、私は
いまさら乗り方なんて誰にも聞けないぜ。
しかもネットで調べると情報古いぜ。
じゃもうめんどくさいからエアポートエクスプレスにするぜ。
という人生を送ってきました。でも私みたいな人っているんじゃないでしょうか。
今回はそんな同志に愛を込めて。
今までバスを敬遠してきた理由は
◎路線がたくさんある
◎時間が読めない
◎停留所がわからない
この3点に尽きる。つまり安いけど複雑!って思ってました。
しかし今回、いつも泊まる香港大学駅前の「ホテル JEN」の近くには、空港バスの停留所がある! ということにようやく気づいた次第。「これって、もしかしてバスが正解なんじゃないの?!!」という疑惑を抱き、早速乗ってみました。
と、むだに目次機能使ってみました。
自分でやっといて、これいらなくないですか。
その前にまずは空港から市内への交通手段をおさらい。
◎タクシー
◎エアポートエクスプレス
◎バス
あらためて、このあたりがおもな手段。ホテルの送迎リムジンとかそういうセレブは交通研究する必要ないので、とりあえず置いておきます。
手っ取り早いって意味ではタクシー一択なんですけど、市内まで(例えばセントラルとか)だと350〜400HK$。トランク荷物は1個につき+5HK$。3、4人ならお得といえるかもしれないけど少人数だと…うーん、私も仕事くらいでしか使いません。
で、無難なのがエアポートエクスプレス。
でもこれもじわじわ値上がりして、いまや香港駅まで往復200HK$ちょい。
最近は青衣駅までエアポートエクスプレスで行って、そこからMTRに乗り換えてホテルの最寄りの駅へ…っていうのがマイブームでしたが、バス。行ってみようじゃないか。
では乗り方5ステップ。
1. バス乗り場で路線と停留所を確認。
空港の到着ゲート出てバスマークを追いかけていけばすぐです。
ここを出た瞬間の、むわっと熱帯の湿度が大好きだーーー!!!
上の案内板でも十分見やすいけど、本当はイミグレ後に荷物待っている時、ベルトコンベアーの前でネットつないで予習しておいたほうが早いです。
2. お目当てのバスの時間をチェック。
ハイテクなタイムテーブルがありました。
だいたいの路線が日中は15〜20分に1本くらい通っている模様。ドンピシャな停留所行きがタイムリーになくても、同じ方面とかで似たようなところに停まるのもあるので、そこいらも選択肢に入れておくといいと思う。
3. 窓口でチケットを買う。
実は私、この窓口の存在、今回初めて知りました!
空港から出て左手にあるんだけど、まじ死角!!!
運転手さんのところでもオクトパスなら支払えます。残高要確認。
はい。というわけで、いとも簡単にチケットを買えました。
並んでもなかったし、3分もかからない。
裏。48HK$。
安っ。値上がりしていると思うけど、それでも安っ。
しかし香港はこういうパブリックなもののデザインが本当にわかりやすい。どこの国の人でも初心者でもぱっと見てわかる。それだいじ。
4. 停留所に行く。
最初の地図を確認してまいりましょう。
チケット同様、ぱっと見ればわかるデザインです。
5. 乗る。
当たり前ですね。
キャビンクルーも御用達。
車内の椅子は飛行機のエコノミー座席よりいいと思います。
この枕がいいんですよ。でも運転荒めなので(以前に深夜バスで寝てたらふり落とされた)、シートベルト装着がよろしいかと。これは街中のバスも含めてなんですが、最近二階にいる人を狙ったスリや強盗が多いとの噂。一階で荷物を監視しながらいくのが安心でしょう。
景色を楽しみながら約40分。ホテルから徒歩2分くらいのバス停まで届けてくれました。市内までは停留所も少ないので快適。
結論。
早い!
(混んでなければ)快適!
乗り換えなしで疲れない!
もちろんホテルの立地によるのですが、すっかりバス派になりました。
事前に路線調べていけば、何も難しくないです。でも朝のラッシュ時とか急いでる時とかは、やっぱり時間が読めないから、そういうときは電車にするかな。
とりあえず早く安く着けたので、浮いたお金で遅めのランチいきました。ハッピー。
って、乗ってからのこと何にも書いてないし。