最終日、空港行くまで何して遊ぶ?
これってちょっとした命題だと思うんです。ラストミニッツ問題。私の場合は最近はホテルの周りのローカルタウンをぶらぶらするのが好きです。滞在中はなんだかんだ遠出して、ホテルの周辺って歩かなかったりするから。
- 1.今ハマっているローカルタウン、それが紅磡(ホンハム)。
- 2.歴史的映画館「LUX THEATRE(寶石戲院)」を一目見たくて。
- 3.おもしろローカル茶餐廳「龍門冰室」の朝食。
- 4.地元のパワースポット、紅磡観音廟へお詣りに。
1.今ハマっているローカルタウン、それが紅磡(ホンハム)。
この場合のローカルタウンとは紅磡(ホンハム)。
というのもケリーホテル香港に泊まりすぎて、紅磡(ホンハム)が第2の地元と化してきたこの一年なのです。最終日はいつも午後便に乗るので、午前中は2時間ほど紅磡の街をぶらぶら。今回はちょっと見てみたかったところがありました。
2.歴史的映画館「LUX THEATRE(寶石戲院)」を一目見たくて。
それがこのLUX THEATRE(寶石戲院)。
1970年代にできた映画館なのだそうです。この日はやってなかったけど、今もほそぼそ続いているらしい。1970年代っていったら香港映画の華やかなりし時ですよね。ここでどんな熱狂が繰り広げられたのだろう。夢中で通っていた人もいただろうな。
なぜか最近建物めぐりが好きです。どんどん古い建物が消えては新しいビルが建っていく香港。見ているぶんにはレトロな建物ってノスタルジーをかき立てられるけれど、住んでいる人には危険もありそう。だから建て直さないでほしいなんて言わない。せめて、一目見ておきたい。
それにしてもこのローカルな立地! 八百屋さんの隣という庶民的な場所柄から映画が「いかに庶民に欠かせない娯楽であったか」がよくわかりました。
映画はそれほど観ない私ですが(飛行機の中でももっぱら読書派)、香港映画の独自のカルチャーに根ざしたドラマチックさとか哀愁とか言葉の響きには憧れる。
3.おもしろローカル茶餐廳「龍門冰室」の朝食。
「龍門冰室」。
映画館のすぐ近くだったと思います。入ってみて思ったけど、なんかここ、面白い!
一見オーソドックスな茶餐廳(街の食堂)かと思いきや、メニューブックが今どきカフェ風だったりとか。
店内にはなぜかヒーローのフィギュアみたいなやつが飾られている! 来ている人はいかにも地元のおじちゃん、おばちゃん。その対比がまた味。
食事はなかなかおいしかったです。
卵とランチョンミートのサンドイッチ。
香港の食堂はだいたい具材を自分でカスタマイズできますが、この組み合わせが一番好き。カスタマイズついでに「トースト」もしてもらいました。結果として正解! この分厚さなら、トーストして「外カリ中モチ」を楽しむのがギャップ好きとしてはたまりません。それにしても分厚い。おいしい。
あとミルクティー。
飲みきれないので「持って帰りたいんですけど」と伝えたら、カップをくれました。コーヒーショップででてくるようなプラスチックのフタ付き。なんでも持って帰れる文化の香港ですが、まさか飲みかけのドリンクまで持って帰れるとは。いや、なんでも言ってみないとわかんないな。
さすがアドリブ社会、香港。
お会計。
1HK$上がったのは、カップ代です。細かいんだか、おおざっぱなんだか。でもモダンな内装と伝統的なメニューや屋号とのアンバランスさが楽しい店でした。なんだろ、2代目の息子とかが趣味に走った結果なのかな…と想像しながら地元パワースポットへ。
4.地元のパワースポット、紅磡観音廟へお詣りに。
紅磡観音廟へ恒例のお詣り。お詣りっていうか「来ましたよ」的な。
どんな廟所かは上記の記事で。
この日も前回同様おみくじを引きました。内容がよくわからないので(港町らしく、航海に例えてあるので余計わかりにくい)帰る時にホテルの人に内容を聞いてみましたが、一言
「Normal Lucky」
とのことでした。ノーマルラッキー…。中吉か。
途中見つけた調味料屋さん。
腐乳とか酢とかいろいろある。「老舗です」って書いた横断幕かけていました。趣とかは二の次。いいんです、それも香港です。
今回もあたふたと荷物をまとめて、ホテルのシャトルバスに飛び乗った次第。ケリーホテル香港は会員だとアプリでチェックアウトできるので楽ちん。しつこいようですが、宿泊記も貼っておこう。
調味料屋さんは次の宿題だな!