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【スリランカ女子旅研究所-6】コロンボから日帰りボートサファリ! ニゴンボ「ムトゥラージャウェラ自然保護区」。

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1.コロンボから1時間の「ムトゥラージャウェラ自然保護区」とは?

さっ、スリランカの続きです。ニゴンボという海の街で、ラグーンをめぐるボートサファリに行ってきました。

行ってきたのは前回紹介したジェフリー・バワの自邸「No.11」への宿泊の前。チェックインは午後なので、じゃあ午前中、何しよう? ということで野鳥や南国の緑にふれたくて、ニゴンボのラグーンを一周するクルーズに出かけました。

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ボートでラグーン一周、ができるのは「ムトゥラージャウェラ自然保護区」

ニゴンボというのはコロンボから車で1時間ほどの場所にある港町なのですが、ガイドブックなどによると空港に近いことから地方へ行く時の前泊か最終日立ち寄ったりするくらいで、あまり見所がないらしい。

でも本当にそうなんだろうか??

基本やってみるタイプなので、色々調べて「ムトゥラジャウェラ自然保護区」が面白そう! と前日に翌朝のガイドクルーズを予約。予約手段は電話でした。

2.コロンボからUBERでニゴンボへ。

コロンボからの移動はUBER。しかし朝の大渋滞。レンジャーさんから「いまどこだ? 大丈夫か?」と電話がかかってくる始末。しかもニゴンボの中でもけっこうな田舎で、UBERのドライバーも全然わからない模様。私も地図を見ながら「そこ右折!」とか言いながらなんとか30分押しくらいで到着。

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メルヘンチックな事務所。

ムトゥラージャウェラ・ビジターセンターです。

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その目の前に運河があって、このボートで旅に出ます。

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3. ボートに乗り込み、いよいよラグーン探検。

というわけで冒険スタート!

出てすぐ「あれは◯◯という鳥、あれは◯◯という植物…」とレンジャーさんの解説が始まります。貸切でした。ここには渡り鳥も含めると100種以上の鳥がいるそうです。まさにバードウォッチングには最適。レンジャーさんいわく「バートウォッチングには1月くらいがおすすめ」とのこと。一番いろんな種類の鳥が集まるらしい。

英語の動植物の名前はけっこうわからないもので、ネットで調べながら「これ?」「これは見られる?」とか言いながら進みました。

 ちなみにこの運河は17世紀のオランダ統治時代、スパイス交易の中心だったこの地域に作られたものだそうです。今も船が行き来して、ラグーンへの道になっています。

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超よくいる鳥ナンバー1、サギ。

いろんな色と大きさがいます。これはひょ〜っと首を伸ばしているところ。折りたたむとだいぶコンパクトになります。

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野良牛…の背中。

この地域のひとたちはキリスト教なので、牛は神様ではありません。(しかもスリランカは仏教国)

 

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オオトカゲ。さあ、どこにいるでしょう?

他にも青や黄色やカラフルな鳥をたくさん見ました。もっと大きいトカゲを見られることも多いそう。色々見られたけど、ボートも進むし、動物も動くしでカメラに収められたのはわずか。

野鳥を見るなら早朝か、戻ってくる夕方がいいとのこと。でもこのあたり暗くなると帰りも大変そうなので、早朝がいいんでしょうね。本当、スリランカは中心部でも夜は真っ暗だから、このへんなんて…。

 

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あ、木も説明してくれます。

これはカシューナッツの木。アーモンドもバナナもあったから、ホームがレスになってもここなら生きていけるな。ちなみにカシューナッツスリランカ名物なんですが「カシューナッツを安く買えるところはないよ、地元でも高いもんなんだ」そうです( byレンジャーさん)。

4.野生のペリカンに遭遇! ラグーン上でのバードウォッチング。 

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そして船は運河を抜けて、ラグーンへ。

ラグーンというのは水深の浅い海のはじまりみたいなところらしい。ちなみに水質は「淡水と海水が混じっている」とレンジャーさん。

淡水と海水、どちらにも順応できる魚が棲んでいる模様。「よくいるのはピラニアとかだね」( byレンジャーさん)。

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すごい、一気に視界がひらけます。この写真見て思ったんですけど海の色が上と下、ちょっと違いません?

この後植物に囲まれた海の獣道みたいなマングローブ林を通ってここに戻ってきました。

そして、今回ものすごく楽しみにしていたポイントが近づいてきました。

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野生のペリカンがいっぱいいる木!!!

「野生のペリカン見るの、夢でした。」

というとスリランカ人は不思議そうな顔をします。言うほど珍しくないからだそうです。ちなみにこの木には、2組のペリカンカップルが暮らしているとのこと。移動しながら暮らすのかと思ったら定住型なんですね。

 

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寄ってみる。

この写真には2羽しかいませんが、確かに4羽いました。カメラを構えるより、双眼鏡(自分で日本から持ち込み!)で観察し続けること数十分。

後ろからおずおずと「おーい…そろそろ帰っていいか?」とレンジャーさん。

気がつけば予定の2時間を超えていました。ごめんごめん。

5. 結論。コロンボから日帰りでも大自然探検はできる!

で、最初に通った運河を戻って帰ります。

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運河沿いの家は皆、かわいいお屋敷が並んでいます。

地元の漁師さんなどの他に、お金持ちの別荘も多いらしい。そしてニゴンボはかなりのパーセンテージでキリスト教の街。コロンボとがらりと景色が変わって興味深いです。

というのもスリランカは基本的に仏教国。

なので他のエリアでは道端の道祖神的神様(皆ショーケースに入っているので、私はショーケースブッダと呼んでいる)も普通はほぼブッダ。でもニゴンボではだいたいマリア様かキリストでした。

 

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漁師のボートとすれ違い。かっこいい。

というわけで、全体で2時間半くらい。コロンボステイというと、自然を満喫するスリランカらしい時間は過ごせないと思われがちですが、そんなことは全くありません。

コロンボステイでもちょっと足を伸ばせば、思いっきり自然を楽しめる!!!

それが今回伝えたいことです。

結果的に、短い時間で自然を満喫できて、とても満足度の高い時間でした。「ムトゥラージャウェラ自然保護区」。空港からも近いので最終日のアクティビティとしてもいいと思います。超マイナースポットだけど!!!

 

さて、ニゴンボでちょっと時間が余った。

ならば、バワの家「No.11」に行く前にちょっとバワの予習をしに行こう。というわけでニゴンボのバワ建築を訪ねに、地元交通アプリ「Pick me」でトゥクトゥクを呼びました。ローカルな地域ではUBERよりPick meのほうがつかまりやすいです。

そしてこのバワ建築もなかなか素敵だったので、次回紹介します。

ニゴンボが見所ないなんて言ったの誰だ? たのしいぞー!

 Muthurajawela Marsh.

 





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