香港旅行で毎回悩むのが「香港みやげ」です。
旅行で他の人へのおみやげ買うのはけっこう好きなほうですが(自分にはあまり買わない…)、香港は何を買うかが、ほんとーーに難しい!!! 万人ウケして香港らしいものを探すのが至難の技なんです。
そんななかで最近激アツ、というかずっとハマっているもの。
それがスパイス専門店「源興香料公司(Yuan Heng Spice Company)」の量り売りスパイス!
とにかくその立地のわかりづらさが尋常じゃない。
上環の小さな路地の、屋台裏。「見つけないでくれ」と言わんばかりの強烈なわかりづらさです。最後に住所貼っときますね。でも実はこちら、前にもブログに書いたことがありました。
その時の記事はこちら。
www.girlstraveler.com上記の記事タイトルにもあるとおり、当時はカレー粉を求めて通っていました。というのも香港カレーってエスニックさと懐かしさが混じった魔力というか引力を感じる味で、日本でも食べたかったんですね。
ではなぜ、あらためて記事にするのか(いや好きなものは何度でも記事にしたいのですが)。
それは「その他の中華スパイスも香港みやげにすると、えらい喜ばれる!」ということが判明したからなんです。
例えば花椒(ホワジャオ)。
小さな袋に入れてもらって10HK$くらいです。140円くらい。
最近は日本でもシビれ系中華がトレンド。エスニック好き、料理好きの人にあげるとかなり喜ばれます。もちろん日本でも買えるけれど「本場中華圏のフレッシュなもの」というところが喜ばれるポイント。ちょっとハイグレードなものもありました。
後ろの丸まってるやつはシナモンです。肉厚! カーペットかと思った。
こちらの四川産青麻椒(青山椒)もおすすめ。一方で料理初心者や、料理好きかどうかわからない人には、隣の胡椒などを買うといいかも。黒胡椒もあったはずです。いま写真見て気づいたけど、下にはウイキョウやリコリスもありますね。そそられるなあ。
このスパイスが香港みやげとしてダントツに優れていると思うのは
◎食の都香港らしさがある!
◎安い(だいたい一袋10HK$くらい)!
◎かさばらない&軽い ←これ大事!
という香港みやげの3大ポイントをがっつりと抑えていること。液体ものと違って液漏れもしないし。スパイシーなスメルが気になる場合は、ジップロックに入れれば気になりません。
この「源興香料公司」、いかにもプロ御用達っぽい卸売感が漂う店なのですが、小売りにも気軽に応じてくださいます。今回は香港ほーれんじゃい(広東語でイケメン)のお兄さんに量り売りをお願いしました。手つきがすでにイケメンです。
「小さい袋でいい? このくらい? 何袋?」
とかなんとか会話しながら、ざっくりで買わせてもらえます。海味街の乾物だと半欣(0.5ポンド)以上でないと応じてもらえないことが多いけれど、ここは少量で大丈夫です。
定番のカレー粉も一緒にお買い上げ。このクラシカルな牛ラベルがまた好き!
カレー粉は、香り豊かな爽やか系。私はこれでブロッコリーや肉炒めとか作ります。これで一袋50HK$弱だったかな。日本の小さい缶のカレー粉を思うと格安です。
奥の写真が青麻椒。花椒、青麻椒、胡椒とか色々買っていって、あげる相手に選んでもらうのも楽しいです。この小袋のカレー粉も牛マークで衝撃的にかわいい! 香港らしくて、あげる人のことを考えるとわくわくします。
そう、みやげは選ぶのも、配るのもエンターテインメントだ!
海側(坂の下)から見ると、こんなかんじ。手前の屋台上に掲げられた黄色いスパイスカラー(?)の看板が目印です。
そしてスパイス以外にもあります香港みやげ。最新紹介したなかから、ハマってる香港みやげをセレクトしてみました。
www.girlstraveler.com文房具やさん! 店の隅っこにレトロかわいいレッスンブックとかがあったりして、宝探し気分がたまりません。
www.girlstraveler.comあとこれはちょっとマニアックなんですが、デンタルケアグッズ。香港の美白歯みがき粉が超偏愛グッズなのですが、香港って歯への意識高いと思う。スーパーの健康グッズ売り場にもそれがよく表れています。
www.girlstraveler.comその偏愛歯みがきレビュー。昨日も今日も使っています。というかこの日から一度も在庫を切らしたことはない。
…と、独特なセレクトでお届けしました、香港みやげ研究所まとめ。読んでくださった方の引く顔が思い浮かびますが、ひるまずに研究し続けていく所存です!
とりあえず「源興香料公司」にはスパイスの仕入れ(もはや仕入れ)にまた行かねば。
Yuan Heng Spice Company
Sheung Wan, Tung St, 19號G/F