香港女子旅研究所。

香港好きの日記。内容は事実関係を含めてまあまあ曖昧かつ適当です。

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あの名物点心の舞台裏も!? カオルーン・シャングリラ(Kowloon Shangri-La)「香宮」のミシュラン星付き飲茶。

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今日でブログが一歳になったそうです。「そうです」と伝聞形なのは、さっきブログから通知が来て知ったからです。いつもありがとうございます。たまたま検索とかで見てくださった方も、ありがとうございます。というわけで本日は、大好きなホテル、香港カオルーン・シャングリラの。ミシュランダイニング「香宮(シャン・パレス/Shang Palace)」を紹介します。

ホテルのスタッフに「このダイニングがおすすめ?」と聞いても「そりゃやっぱり香宮ですよ」と決まって言われます。気軽に行くなら、ランチの点心。久しぶりに行って「この味とほどよい高級感。やっぱり最高!」と思いました。

まずは予約して、地下の店へ。ロビーから直通のエスカレーターあり。他のホテルから来られる場合は電話で予約しておいたほうが無難です。

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赤×金×黒。

もちろん香港的ゴージャスな世界なんだけど、重厚すぎず圧迫感がないのは楽しくおしゃべりしながら食事するお客さんたちが多いせいかも。ほどよくざわめきがあって、緊張しません。

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ウェルカムティー。菊花とかクコとか漢方系だったような気がする。

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お茶は特別な産地のお茶も用意されていますが「普通のプーアル茶で」とお願いしています。それで十分おいしいし。香港旅行中に飲茶に行っておくとだいたい調子がいい。それはおそらく油を流すとされるプーアル茶をごくごく飲むからだと思います。

このティーセット大好き。菊もね、こんな素敵に飾れたら。うちで飾ると「ご仏前感」半端ないですからね…。

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さてさて、点心。

おすすめはなんといってもハーカウ(蝦餃/えびぎょうざ)。ちょっとこぶりで、でもエビはめっちゃ高密度。実は去年の秋、雑誌の取材で訪れた時にこの製作現場にも潜入させてもらったので、ちょっとだけその際の写真を。

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これが名物ハーカウの作成現場だ!

奥から

皮をのばす担当

あんを詰める担当

包んでととのえる担当

の三人体制。

笑顔で、目にも留まらぬ速さで高速製作していくそのチームワークたるや神業。この点心師の神業あってこそ、おいしい香港飲茶が楽しめるというわけです。もちろん他の点心もいちいちクオリティが高い!

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繊細なつるつる薄皮の腸粉。

この日は中身はチャーシューにしましたが、エビもあったはず。長いくちばしのタレポッド(呼び方)がまたエレガント。

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あと私の好きな魚の浮き袋(Fish maw)の湯葉巻き。

あると毎回注文せずにはいられないクラシック点心。フィッシュモウをかじると、中からじゅわっと上湯(シャンタン)があふれてきて、この感覚ものすごく癖になります。マイナー点心ですが、これからも布教していきたいと思います。

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締めは卵白と貝柱のチャーハン。

いろんな飯モノがあるなかで、私はこれが一番は好きです。ところで以前はハーフサイズにも対応してくれたんですが今回はNG。二人分に無理やり取り分けてくれたんですが、多すぎ!

これだけでお腹いっぱいになり、デザートは注文せず。まあ、普段からしないんですけど。二人で行くならやっぱり点心オンリーのほうが無難かもしれません。お腹的に。

 

やっぱりおいしいカオルーン・シャングリラの「香宮」。特にハーカウはマストオーダーと言わざるをえません。あとこのホテルのダイニングで好きなのは、ワインバー。とにかくグラスワインのレンジが広い! 地元のこなれた酒好きが集まっているんですよね。

www.girlstraveler.com

でもこのホテルの一番の魅力は、アットホームなスタッフのサービス。プロフェッショナルで、フレンドリーで。それを味わうには、やっぱりここに泊まるのが一番。広くて、便利で、あとおしゃれすぎないのもいい。

「落ちてきたら大怪我しそうなシャンデリアとか、すけすけの風呂とか、どこを押したら何がつくのか一晩かかっても覚えられない電気系統は落ち着かん! 部屋が広くて人が親切ならばそれで十分だ!」

そんな私みたいな昭和の頑固おやじにおすすめしたいホテルです。

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宿泊記、最新はこちらです。

ってこれ以降も泊まってるので更新したいですね。2年目はそれもしよう。というわけで2年目の目標が一つできました(小さい)。

 

Shang Palace at Kowloon Shangri-La

64 Mody Rd, Tsim Sha Tsui East





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