観光に便利な場所で、リゾート気分をリーズナブルに楽しみたい。そんな気分で選んだホテルがこの「グランドラパ マカオ(Grand Lapa Macau)」です。
「グランドラパ マカオ(Grand Lapa Macau)」の魅力とは?
一泊だけしかないけど、旧ポルトガル領ならではのコロニアルリゾート感あふれる滞在をしたい! ただし、価格はお手頃に! その条件に完全にマッチしたのがこのグランドラパ マカオ。
とくに気に入ったのは
◎フェリーターミナルまで車で5分の便利な立地
◎ヨーロピアンでお上品な空間
◎リーズナブルな価格(14000円とか)
そして気になったのは…ここがかつては「マンダリン オリエンタル マカオ」だったという噂。なのにこの価格!? ああもう気になりすぎます。というわけで予約。
グランドラパ マカオのお部屋拝見。
イエローで統一された空間。決して重厚でも華美でもないけれど、とてもセンスがいいなと思いました。写ってないけど床はグレー地にイエローの格子柄。それがまたスーツの生地みたいでめっちゃダンディなんですよ。
遠くに海を眺めるプールビュー。
あいにくのお天気だけど、すごい遠隔ハーバービュー。心のレンズでズームアップすれば見える…海が見える!
ホテルのレンガ色のポルトガル感ある建物と、隣のギラッギラなカジノホテルのギャップも超マカオで楽しいです。このように敷地内にはプールも。でもこのコロニアルムードを楽しみたい場合は低層階のほうがいいのかもしれない。
プール。欧米人のお客さんが多かったです。
アメニティにかつての残り香が…。
アメニティはアロマセラピーアソシエイツ。マンダリンもそうだったと思うんですが、合ってますでしょうか。泊まったことないのでわかりません。
あとこの扇の石鹸置き。いかにも…!
ホテルのスタッフに「ここ昔マンダリンオリエンタルだったんですか」とたずねると、やはり「YES」とのお返事。いまのマンダリンがオープンする前のお話ですね。
シャワールームのアメニティはさすがに違うブランド。こういう備え付け方式は使いやすくて大好きなのですが、このシャンプー&コンディショナーは合わなかった…。髪、爆発しました。
バスルームはバスタブとシャワー別々。清潔だけどかなりシンプルです。改装したんでしょうね。でも快適でした。
朝ごはんが最高すぎました。
朝ごはんはレストランでのブッフェ形式。品数も多く、一つ一つのクオリティもすごく高いので、ここは絶対朝ごはん付きで行くべしです。
マイベストおいしかったもの。スモークサーモン。
後ろのおじさんのけむくじゃら感が最高です()。ここがすごいのは洋風も中華もどっちもおいしいということ。マカオというとポルトガル料理のレストランなどを予約しがちですが、ここでポルトガル料理欲はあっさり満たされました。
この緑の中庭に面したテーブルが特等席。
もうここで朝ごはんを食べれば、たとえ金夜からの2泊3日の弾丸マカオだってリゾート気分を満喫できることは間違いない!
グランドラパ マカオの総評は…?
100点満点の完璧ホテル! …と言いたいところなのですが、一つだけ言うとしたら…歩くのはけっこう不便かも。
シャトルバスやタクシーを使えば「どこへ行くにも便利」なのですが、いかんせん中心部だけあって、ローカルな食堂とかがないので、ちょっとごはんを食べに行きたい、なんて時にやや困ります。でも徒歩10分くらいでみんな大好きご当地スーパー「来来超級市場」があったり、雲南料理の店があったり。そういうわけで、なくはないんだけど「ちょっとそこまで」が不便。
それをわかって準備していけば全然問題ありません。ホテルでボトルのワイン冷やす道具とかもささっと用意していただけて(香港マカオはこのリクエストに対し対応イマイチのホテルもなくはないです)、サービスはさすがの鉄壁ぶり。
ホテルからも「I miss you!」のラブレター(営業メール)が来ていることだし、また行きたいと思います。あ、予約は公式WEBがお得でした。
もう一つの推しホテル、ソフィテルマカオの記事もご査収下さい。下町歩きはこっちで。
満足の滞在を終え、車で5分のフェリーターミナルへ。ストレスフリーにマカオとお別れして、香港へ向かいました。