香港女子旅研究所。

香港好きの日記。内容は事実関係を含めてまあまあ曖昧かつ適当です。

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クアラルンプール、衝撃のホテル変更からの「シェラトン インペリアル クアラルンプール ホテル」へ。

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 今回は

「もし海外の旅先でホテルの部屋が取れてなかったら、どうしますか?」

というお話です。

 

もう昨年のことですが、マレーシアのコタキナバルからクアラルンプールに、という1週間くらいの旅行に行きました。あらすじはこちら。

www.girlstraveler.comこの記事読み返すとうかれてますね、リゾートとかいっちゃってね。

 

今回はその続き。

クアラルンプールに行ったらホテルの部屋がありませんでした!

という内容です。

現地行ったら部屋が取れてないって、海外旅行で一番いやなシチュエーションじゃないですか。ではなぜ、部屋が取れてなかったのか。今回はその顛末を書きたいと思います。

ホテルの部屋が予約できていなかった、そのワケ。

いや予約できていたのです、正確には。でも現地で人知れず取り消されていたのです。

コタキナバルから5時間くらいかけてホテルに着いた私に「えーと、マダム、えーと…」とうろたえるホテルマン。「とりあえず落ち着いて」と言って、なんで部屋がないのか理由を聞くことにしました。

どうやら前夜に偉い人が泊まっていて、その人がやむをえない理由により延泊しなくてはいけないことになり、部屋が用意できなくなった…とのことでした。

せめて先に連絡してほしかったー!…と思いましたが、どうしようもない。で困った若いホテルマンからのオファーはこうでした。

「つきましては近くの五つ星ホテルを予約してあるので、そちらに無料でお泊りください」

無料…。普通に考えたらラッキーなオファーなのか。でもこの日私は熱があったので正直、もうこれ以上移動したくなかった。でもまあいいか、と納得しかけたとき「いやいやいや、ちょっと待てよ?」となりました。

今回私がこのホテルを予約したのは、なぜか。

ここに泊まりたいというより、ここのステイカウントがほしかったからです。そういうことを、格式あるホテルまで来て言うのは上客じゃないとか人それぞれの意見はあると思いますが、マレーシアまで来てカッコつけてなんかいられません。主張すべきことは言わないと、あとでモヤモヤしても遅い。

ですので「わかったけど、そのかわり今回のステイカウントはつけてくださいね」

と言いました。

ホテルの人はびっくりした様子で「五つ星ホテルを無料で用意してるのに?」と言いましたが、三つ星だろうが四つ星だろうが関係ない。

ところがお兄さんが奥にえらい人を呼びに行ったところ、あっさり「わかりました」とのこと。で、「せっかくだからラウンジのカクテルアワーでシンガポールスリングでも飲んでから、我々の車で移動してください」と取り計らってもらいました。

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そして素直にシンガポールスリングをいただきました。

熱があるので味はわからないが、とにかくここでこれを飲むということが大事だった。

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そしてホテルの車で、今度こそ本当に泊まれるホテルに移動。

最初に出てきた若いホテルマンが携帯の充電のヒモをぶらさげたまま平謝りで見送りに来てくれたので

「ステイカウント、忘れないでね〜」

とリアウィンドーを下げてリマインドしました。大事なことは二度言う。

「しつこかった?」とアテンドしてくれたインド系の女性に言ったら「いいんですよ」とのこと。彼女は落ち着いた人で、ホテルのチェックインまで着いてきてくれて、「明日チェックアウトする時また迎えの車をよこすから、困ったこととかあったら連絡してー」とWhatsAppを交換してくれました。なんだかんだ連絡しましたが、常に即レスでめちゃくちゃできる人でした。

で、新しいホテルはこちら。

シェラトン インペリアル クアラルンプール ホテル。

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お姉さん、チェックインも同行してくれました。やさしい。

で、くたくたなので速攻部屋で倒れることにします。

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スイートルームで、ここがリビング。

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ベッドルーム。

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バスルーム。

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ウォークインクローゼット???

というわけでこれが廊下でつながっています。広いな。

シェラトン インペリアル クアラルンプール ホテルの感想。

お値段とかは調べませんでしたが、小さめの部屋がいっぱいある、というかんじ。決してディスではなく、アリの巣っぽいレイアウトでした。天井が低いから余計そう感じるのか?

全体的にはアメリカンなかんじでした。特に問題はありません。が、一つだけ問いたい。

なぜスイートルームで紙スリッパなのか。

シェラトンあんまり泊まったことがないので、全世界的にそういうノリなのか、単にここだけの問題なのかはわかりませんがいただけない。

 

そして立地。

向かいにメガモールがあったんですが(冗談じゃなくKULには無数のメガモールがある)、目の前に見えても大きな幹線道路を渡らないとたどり着けない!

なので横断歩道を探して正規のルートで向かうと徒歩10分かかる、「全然目の前なんかじゃないじゃないかー!」というKULあるある。

またそのメガモールがテナントが半分くらい入ってない! 閑散!

 

とりあえず“見た目メガモール”で夕飯をテイクアウトして(30分待てというので「無理」といったら10分で作ってくれました)、ワトソンズでマレーシア版「のどぬーる」みたいなの買って寝ました。長い一日でした。

 

これもまたKULあるある。でもホテルの裏には小さな食堂がたくさんあることを帰りの車から見て知って「あっち側いけばよかったな」と思ったり。そっち側でごはんを食べていたら、印象変わったかもしれません。

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ベッドルームからの夜景は、あまり見たことない角度からで楽しかったです。

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クアラルンプールの景色は、茶色い小さな家並みがかわいいので昼間のほうが好きかもしれない。

 

あとこれもKULあるあるなんですが…

 

朝5時にアザーンでめっちゃ起こされました。

 

窓から見回してもモスクは見当たらなかったのに…すごいなアザーン。シービューとかシティビューとか景色を指定できるホテルはいくらでもあるけど、アザーンが聞こえない部屋も指定させてほしい。でなければ信者しか聞こえない周波数とかにしてほしい。

「ノーアザーンルーム」のカテゴリー、切実に希望です。

そしてまた元のホテルに送迎してもらってもう一泊、泊まって帰ります。

さて最後のお宿はどちらに…?

 

 





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