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コロナ時代のマレーシア旅日記-5 バンヤンツリー クアラルンプール 前編

【KL屈指のシティリゾート バンヤンツリー クアラルンプールとは】

3日目の宿は、バンヤンツリー クアラルンプールに宿を取った。なんて気取ってはあるが、あくまでも一泊のお試しである。そもそもこの街でダントツに海抜もお値段も高いホテルである。そんなホテルなので、とりあえずなんでも体験しておこう、くらいの気持ちで一泊だけ予約をした。それも前日の夜に、思いつきで。

実はサービスアパートメントに泊まりたかったのだが、KLの街で、それなりに端正で2ベッドルームでバスタブがある部屋を探すのは至難の技だった。あるにはあるが、それならホテルのほうが割安である。

情報量の多いホテルだったのでいろいろ書きたいと思う一方、いいことばかりではない。コロナ以前はなるべくポジティブな発信を心がけていたつもりだけれど、この2年半の経過の中で私も清濁併せ持った立派な中年に成長した。マイナス面がある場合は包み隠さずお伝えしていこうかと思っている。

そしてバンヤンツリーは2024年、バンヤンツリー東山・京都をオープンすることになっている。寡占状態の一途を辿る京都高級ホテル戦線…!というのはおいといて、予習のつもりで読んでいただければ幸いである。

15時。トレーダースをチェックアウトして、Grabに荷物を積み込んで。車で10分くらいのバンヤンツリーを目指した。

クアラルンプールで一番の高級ショッピングモール「パビリオン」の裏手、そのビルの50数階に、レセプションがあった。そのソファでチェックインするシステム。

高層ビルの頭の数階分がこのホテルが占める部分である。日本でもこの10年くらいは高層ビルの「上だけホテル」が多くなっている。高級ホテルの客はだいたいその上層階の眺めを目的に来るから、上をホテルにしておけばおいしいとこどりできるということなのかもしれない。

昔「東京の2階建て観光バスは2階建て部分に乗りたがる人が多い」と聞いたうちの親は「それなら二階だけバスを作ればいいのに」と言っていた。時は流れて最近は実際にそんなものもあるが、建築物だとそうはいかない。風水的にはよさそうだけど。

【1. 極上ステイケーションを堪能する】

部屋は52階だった。

まずはおしゃれで仕方ない部屋を堪能する。

実はこの手前に広いテーブルと冷蔵庫やミニバーが揃うダイニングエリアがあって、コロナ時代のいま、そこがとても重宝した。というのもここでもGrab foodで宅配メシを注文したので、ダイニングでゆったりと食事を楽しむことができてよかった。このホテルは一階の車よせではGrab foodを容認してくれている。というか見てみぬふりをしてくれる。

あとこの部屋の何がいいって、フローリングであること。

それと50階以上なのに窓が換気に困らないくらいには開く。窓の下にはあっちでもこっちでも高層ビルを建設中のブキッビンタンの景色が一望のもとだ。それにしてもどのビルも鉄筋が申し訳程度にしか入っていなくて怖くなる。

話をもとに戻そう。

清潔さというところでものすごく考えさせられたのが…コバエが多いということだ。窓というかこれは下水の問題のような気がするのだが。

我が家もまた植物が多くコバエの多さでは負けていないので、私は部屋での寝転がりながら、テレビを見ながら、景色を眺めながら、呼吸するのと同じくらいの何気なさで虫を両手でパンッとやってしまえるのだが…高級ホテルではできればやりたくない。

あとよかったこと、もう一つ。

私はなにしろ水をたくさん飲むので、サービスセンターに水を追加で2本もらってきてほしいとお願いしたら…この紙袋でどさりときた。私は高級感とかなんとかよりも、こういうところでケチらないホテルこそが至高だと思うので、これにはキュンときた。実際コスト200円くらいで客の心を掴めるんだから、ホテル側もやっておいて損はないと思う。

【2. クアラルンプールを一望するプールを独り占め】

バンヤンツリー クアラルンプールに泊まる目的の半分くらいは、この素晴らしい屋外プールだった。

私はプールが大好きだ。泳ぐことの楽しさと幸せにくらべたら、水着になる辛さなんかはなんでもない(とまでは言えないが耐えることはできる)。というわけでバスローブを羽織ってわくわくでプールに走っていったのだが…

水、冷たーーー!!!

こんなん入れるかアホがーー! と叫びながら、膝まで浸かって景色を眺める、ということでなんとか自分をおさめることができた。そんな調子であるからして、人は全然来なかった。子供も5分で帰るありさまである。実質クアラルンプールの一等地の天空をいつでも独り占めできる、どこよりも贅沢なプールかもしれない。

【3. ルーフトップバー「VERTIGO」でサンセットを迎える】

いまさらだが、バンヤンツリーはタイを本拠地とするホテルである。

タイといったらバンコク(?)、バンコクと言ったらルーフトップバー。実際バンコクのルーフトップバーは世界的に見ても建築法が底抜けにおかしく、アホほど開放感がある。なかでもバンヤンツリー バンコクの最上階に位置する「VERTIGO」はその迫力と洒脱さとアイコニックな作りで、バンコクじゅうの観光客のパリピを虜にする存在である。

その「VERTIGO」が、このバンヤンツリー クアラルンプールにもある!

やったー!!!

ということで夕方、わくわくする気持ちを抑えながらバーに向かった。

ホテルの外周にとりつけたバルコニーがVERTIGOのルーフトップだ。スケール感はバンコクの1/3くらいではある。

3分でしなっしなになるお通しスナックに「これだよ、南国のバーはこうでなくっちゃ!」とゾクゾクするほどの幸せを感じつつ、レモングラスのカクテルを飲む。なにしろバー途上国のマレーシア、どうしたって味は二の次ではある。だがレモングラスの茎をマドラーにするなんていう日本だったら考えられない南国感を楽しめるのはマレーシアバーの魅力の一つだ。

そんなこんなの間にも、サンセットはものすごい勢いで進んでいく。

目で見ていても実際に沈んでいくのがわかるくらいに、太陽はビルの中にぐんぐんと潜っていく。その様子を一瞬たりとも逃すまいぞと観光客がスマホを空に掲げる。その様子は天に祈りを捧げる新しい宗教のようにも見えた。

あとなんか彼女のポートレイトも撮ったりしている。撮らされているのかもしれない。

気取って写真を撮ってる人の写真を撮る。それは私のライフワークの一つといっても過言ではない。

以前何かの性格テストで「主人公」と書いてあったが、実際の私はいつだって人生の傍観者そのものだ。

と日が暮れたところで、文章が長くなりすぎた。

というのもこのホテル、情報量が多すぎるのだ。一瞬一瞬が絵になり、面白いことが起きてしまうスター性を秘めたホテル、それが「バンヤンツリー クアラルンプール」なのかもしれない。

後半につづきます。

 





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