香港女子旅研究所。

香港好きの日記。内容は事実関係を含めてまあまあ曖昧かつ適当です。

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2022−2023年 コロナ時代の香港旅日記 ①厳戒体制!?な香港国際空港へ。

【CX527で2年半ぶりの香港へ!】

行ってきました香港に。デモ真っ只中でコロナが始まりかけていたとき以来、約2年半ぶりに香港。クリスマス前から大晦日まで。これまで香港に60回は行ってると思うけど、その経験だけでは補えない斬新すぎるトラブルにぶつかったし、それをふまえての反省もあるし、こんど香港に行きたいと考えている人に伝えたいこともあったりします。とりあえずは空港編からいきますね。

CXのサイドテーブル、スマホ置きって初めて使った

【2022年12月の香港のコロナ対策をおさらい〜】

この2022年の年末は、0+3体制がとられていたとき。つまり到着日をDAY0と考えて、DAY0とDAY2にPCR検査を行う。空港でDAY0の検査を行い、それが陰性だったら翌朝までに自分のコード(店に入るときに店頭でかざすバーコード)が店に入れる青色に変わる。それで問題なければ飲食店もどこでもいけるけど、しばらくは自分で抗原検査を実施しなくてはいけない…というシステムだったわけです。

なつかしいこの出口…

【到着5分で謎の行列に巻き込まれる】

まず空港についた感慨もそこそこに私を待っていたのは謎の行列。空港の動く歩道(泊まっていた)に2列、そして両脇にも左右1列ずつ、それぞれにぎっちりの到着客が並んでいる。なんだこれ? 先頭が見えない、なんで「通せんぼ」されているのかわからない。びっくりして立っていると、しばらくしてそれがPCRの行列であることに気づいた。私たちの周りはUSJ帰りの香港人であふれていて(一足早く到着した関空発の乗客らしい)、彼らは全く慌てる様子がない。おそらくこういうことになるのは想定内なのか、慣れっこなのか。

よく見ると、その4本の列はある程度の人数で区切られていて、早く並んだ人たちからどこかに案内されている。

四方をUSJ帰りのハイテンションな香港人ファミリーに囲まれて、前に行くことも後ろに下がることも許されない。これを密と言わずしてなんと言おう。でもこんなときこそ「郷に入りては郷に従え」。あきらめてぼーっとし始めて30分後。係員の誘導で列が動いた。観光ツアーの列のように何も考えず、15分くらい歩いた先に検査所はあった。

【いろいろ驚きのPCR検査システム】

検査所を見るなり泣き叫ぶ香港の子ら。香港の検査は鼻腔らしいので、確かに怖いな…と思っていると自分も個室に案内された。インフル検査のときの鼻ズボズボを思って身構えていたら、検査員は私の口角をちょこっ、ちょこっと綿棒で拭って「はい、終わり」と促した。

えっ…? これで終わり???

これでなんか見つかります…?????

拍子抜けしながら明日以降の流れを出口の係員に聴いたが「知らん」の一言。「センターに電話して聞いてみろ」とのこと。システマティックに進んだ検査だけど、つまりすべては流れ作業であり、係員は自分の作業のことしか知らない。ちなみにこの「知らんからセンターに聞け(あるいはオンラインで調べろ)」という文言はこの後8日間、どこに行っても言われ続ける。

PCRが終わると、このネックレスみたいな緑色のヒモをかけられます。これをかけてる人はこちら〜と誘導されていく。

最後、このヒモはバゲッジクレーム出たところで回収。言語も関係なく、自分でも他人からのぱっと見でもわかりやすい目印。

こんなものなのね…と、だいぶ拍子抜けしながらイミグレへ。

【いろんなものが失効している問題】

まず「e道」は当たり前のように失効していた。年に3回とか来港するとイミグレが自動改札化される「e道」に登録していたのだけど。

※補足 私は年に3回以上入国した人が申請できるHKIA Frequent Visitor Cardを10年以上前に取得したことでe道を利用できているので、そのときとe道のルールは変わっているかもしれません。パスポートの期限=e道説もあるし。とにかく私の認識が古い可能性は大いにありますので(なんせ日記)入国の際はご確認ください。

 それこそ10年ぶりとかで人のいるイミグレを通ることに。そしてバゲッジクレームでは、私の荷物はもうバターになるほどぐるぐると回っていたらしく、係員によって端っこによけられていた。プライオリティとかで早く出してもらっても、荷物より人が出てこられないのだからしょーがない。

さて、いよいよ外へ…!

と、いきたいところだけど長すぎるのでいったんここで。

今回は空港の制限区域外でやることが多く、HKIAを脱出するのにかなり時間がかかった。SIMもオクトパスカードも失効しているし、なんなら香港ドルもない。ドラクエでいうところの「ぬののふく」の初期装備に戻ってしまったような感覚。これは久しぶりに行ったわけだからもう仕方ないんだけど、それを少しでも補えるような準備というか事前対策を考えてみたので、次回はその話をしたいです。

クリスマス一色だった…、けどわりと閑散としてたHKIA。やたら広さを感じる。

お約束の尖東イルミネーション。洒落すぎてないところが好きで、毎回観たくなる景色。久々の香港にわくわくしていた私。この後人生初体験のトラブルに見舞われることになるとは、このときはまだ知るよしもなかったのです…(漫画のモノローグ風)。





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