ペナン・プラナカン・マンションと並んでペナン島で楽しみにしていたのが、ジョージタウン散歩。プラナカン文化と植民地の趣がいい具合にブレンドされた独特の文化が今も息づくジョージタウンは世界遺産にも指定されています。
ここまでのペナン旅行の記録はコチラ
ジョージタウンを歩いてみて思ったのは……
もうなにもかもが想像以上にツボ!!!
色合いも、デザインもすべてが素晴らしいのです。
ペナンの中心街は私が泊まったホテル・ジェン・ペナンからはちょっと遠くて、徒歩15分〜20分くらい。もうとにかく超暑いのでタクシーでもいいと思う。あの毛穴という毛穴をふさいでまとわりつく湿気と、痛いほどの日差しが体力をみるみる奪って……南国ナメてると痛い目に遭います。散歩はサングラスと日傘マストで。
で、何がそんなにかわいいかというと、
看板や建物のモチーフが最高
タイガーバームのトラちゃん。
素敵すぎるごま油の看板。
看板の下のゆるキャラはちょっとどうなのか。
この銅で出来たゾウさんもたまらなくよい味です。
もうすべてが最高。すべてがツボ。言葉はいらない。
このアジアで中華でコロニアルなミックステイストがいい。
ミックスカルチャーといえば、こんな中国寺院もありながら
リトル・インディアも元気。
この赤い袋は玉ねぎである模様。すごいね、好きなんだね玉ねぎ……。
あと個人的に大変気に入ったのが、看板がわりのすだれ!
南国らしいですよね。
宝石商らしい。このブルー×オレンジのカラーリングが最高に好き
実はこの色あせたようなコバルトブルー、街でよく見るんだけどいちいちキュンキュンしちゃって、もうこれをペナン・ブルーと(勝手に)名付けたい。
そう、カラーリングの素晴らしい建物が多いのも特徴。
ぎゃー!!! かわいいいいいい。ぼろかわいい。
この黄色×ピンクのカラーリング、考えた人天才!
10年に一度の逸材!!!(←誰)
消防署までもが乙女カラーリング。
中華なお札と鉄扉。
ピンク(赤が色あせただけともいう)×ブルーの組み合わせが神がかってる。
ああここ、女性誌の仕事で取材に来たい!
プロのカメラマンにざくざく撮影してほしい!!!
そんな思いに駆られてしまうほどのノスタルジックな街並みなのです。
でも、同時に複雑な気持ちにもなります。
世界遺産ゆえに街並みが守られているんだけど、実際暮らすのは不便も多いだろうなと。香港でも古い街並みには心惹かれるけれど、そこは誰かの暮らしの場のわけで。そう思うとノスタルジーだけで「古い佇まいを残してほしい!」とは言えない気もします。
ふくざつ。
実際、路地裏には廃墟も多い。
でもその廃墟すら……
かわいいーーーーー!!!
窓枠といい、タイルといい、悶絶しながらシャッターを切る。
あまりの素敵なタイルっぷりにズームアップ。
「きたなかわいい」という新ジャンルの誕生!?
廊下のタイルもこのハゲっぷりがたまりません。
美しいものは、時を経ても、朽ちてゆく姿さえ美しい
そんなことをしみじみ感じたペナンの街でした。
おまけ。
にゃんこも多いペナンの街。
スレンダーで耳の大きな香港の猫たちよりもなんとなく日本の猫に似てる??
あとペナンの街といえば最近大人気なのがストリートアート!
色々撮ってきたけど長くなったので、それはまた次の機会に
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