- 1.念願のビーフ・フォー専門店に初訪問。
- 2.香港トレンドグルメの迷宮! 星街に通う理由。
- 3.brass spoonに並ばず入れる、狙い目の時間帯とは⁉︎
- 4.空間も素敵なbrass spoonです。
- 5.brass spoonの注文方法。そしてビーフ・フォーの味は?
- 6.お手頃だけど3年連続ミシュラン。
- 7.まだまだあります、星街おすすめレストラン&バー。
香港とスリランカを行ったり来たりのこのブログ。香港が好き、でも他の国で知らないものにも出会いたい。揺れる想いを抱きつつ、今回は「香港おいしいもの編」です。
1.念願のビーフ・フォー専門店に初訪問。
前から行ってみたくて仕方なかった、ビーフ・フォー専門店にやっと行けました。
その名は「brass spoon(ブラス・スプーン)」。
金鐘(アドミラルティ)の高感度なグルメストリート、星街にある小さな店です。住所でいうと「月街」なんですが、このへん一体は星街と呼ばれていますね。どちらにしてもファンタジックなアドレス。
この星街は、迷路みたいに小さな路地においしい店がぎゅっと詰まっていて、大っ好きなエリア。
特に好きなのはイタリアンの「Pici」とか。今回紹介するbrass spoonのすぐ近くです。
www.girlstraveler.comまた記事の最後にエリアのおすすめ店をまとめます。
2.香港トレンドグルメの迷宮! 星街に通う理由。
星街に通う中心層は、おそらく地元のおしゃピー(おしゃれピープル)。
通りのあちこちに高級車が路駐されている風景も、おいしいものを食べ慣れた人たちが足繁く通っていることを匂わせています。実際、通りをぶらぶら歩いているだけでも、左右に素敵な店があり「あの店気になる!」「ここもおいしそう!」と前に進まない。セレクトショップとかファッション系も魅力的な店が多いんですけど、花より団子。
でも私が星街によく行くようになったのは、地元WEBメディアがきっかけかもしれません。好きな媒体はいくつかあるけど、地元ジャーナリストによるニューオープン店レビューとかで気になる店が「星街」にあることが多かったんです。Piciはなんで知ったんだったろう…もう覚えてないほど遠い日の花火です。
3.brass spoonに並ばず入れる、狙い目の時間帯とは⁉︎
このへんお昼どきはビジネスマンでごった返しているので、ちょっと外しめで行くのが正解です。brass spoonも昼どきは行列必至。でもこの日は15時だったので、さくっと入れました。
ただ注意すべきなのは、ここ、売り切れじまいなのです。
香港の繁盛店あるあるなんですが、その日の食材が終わったら終了〜というわけでだいたいディナーの時間帯までは開いてない。あと日曜休み。となると平日の14、15時が狙い目ということになりますがピンポイントすぎる。
というわけで1年くらい憧れたまま、行けなかったのです。やっと入れた!
4.空間も素敵なbrass spoonです。
こぢんまりとした店内には、白のスツール、石のテーブル。金のスプーン。
「おしゃれ」の一言でまとめてしまいそうになるけど、そう言ってしまったら星街の大半が「おしゃれ」の4文字で終わってしまうから、別の表現をすると
ミニマム、クール、クリーン。
そんな言葉が似合う、スタイルのある空間です。
テーブルセッティングも端正。
brass Spoonの名のとおり、スプーンも真ちゅう製。そのあたりのこだわりが、星街らしい。裕福な家に生まれてきた人のことを指して「銀の匙をくわえて生まれてきた」という比喩表現があるけれど、金のさじなら…まさにクレイジーリッチ⁉︎
なーーんて、そこまで高くはないので安心してください。
5.brass spoonの注文方法。そしてビーフ・フォーの味は?
メニューはほぼ麺、というかフォーです。ベトナム料理のサイドメニューもありますよ。でも特におすすめは牛肉入りフォー。いわゆるフォー・ボーです。最初だから一番スタンダードなものをと思い、ビーフヌードルを注文。
注文するときは注文票に鉛筆で記入するスタイル。
◎玉ねぎ
◎エシャロット
◎パクチー
◎牛脂
は量を選べます。少なめ、多めはもちろん「なし」もOK。
10分くらいして出てきたのがこちら。
まず驚いたのはビーフスープのクリアな色。飲んでも全然雑味がないけどビーフの味が深いんです。上質なビーフコンソメスープみたい…っていったら大げさか? どれだけダシをとっているのか、思わず厨房を見せてもらいたくなってしまいました。
あとフォーが滑らか〜!!! とろとろ。もちろん牛はたっぷり入って、柔らかくておいしい。
生もやし、ハーブ、ライムも添えてくれます。香港のフォー屋さんはだいたい添えてくれるけど、これ私は全部入れます。
ふはー、とろとろのフォーと柔らか牛肉に満足! …しかし次回への課題も。
今回、私は半生牛肉フォー(Raw&Cooked)(85HK$)をチョイスしたんですが、前のビジネスマンが注文していた生のビーフ大盛りというのがおいしそうだった! 牛丼屋さんで言うところの「頭の大盛り」ってやつ? どうやら「Premium Row Beef」というメニューらしい。
140HK$もするけど、よし、次はあれにしよう。
食後はぼんやり。それもオフピークの特権です。
6.お手頃だけど3年連続ミシュラン。
誇らしげに並べられたステッカー!
3年連続ミシュラン、2017年は1ツ星、2018&2019はビブグルマンである模様。調査員がいつくるかわからないから、ニューオープンのお店のシェフなんかはなるべく休まず、気を抜かず…ってよく聞きましたけど本当かな。
あー、おいしかった。ナイスランチ。
星街でお気に入りの店がまた一つ増えました。次回は生ビーフだな!
7.まだまだあります、星街おすすめレストラン&バー。
今まで紹介したおすすめの星街リスト、貼っておきます。Piciとともに、ご査収ください。
大好きなビール処「 Morty’s」。とにかくここではサンドイッチ「ルーベン」を食べなきゃ始まらない。あとはハッピーアワーでジョッキビール&カゴ盛りフレンチフライ!(フレンチフライ愛好家)
そしてチャイニーズの「Madame Ching」。「Pici」の姉妹店ってだけでもう間違いない。
でもまだまだ脳内の「香港行きたい店リスト」には星街の店が目白押し…。次は思いっきりお腹をすかせてハシゴしよっと。
そしてブログはあとちょっと、スリランカと香港を行ったり来たりします。