あー久しぶりに東京ネタですな。といっても香港メシなんだけどね。
外苑前の香港ロースト&広東料理の店「楽記」に行ってきました
自然派ワインブームを世に広めた六本木「祥瑞」のオーナーが開いたこのお店。福○門でローストの腕をふるったシェフがいることで東京のおいしいもの好きの間で話題になった店なのですが、この春にシェフが変わったとのこと。
それならと、某企画の打ち上げを兼ねて食べに行くことに
わーーーい♡
キラー通り沿いのちょいと奥まったところにある一軒屋がその店。
大人のムードビシバシ漂ってます。ちなみにランチ営業はなし、夜のみ。
ミニバス的(?)プレートが目印。
扉を開けると、一階は厨房。客席は二階にあります。
このローストが吊るされた厨房と、漢字だらけの黒板に心が踊る!
ここからは注文したものをずらっとご紹介
…と、その前にワインを選びます。
最初に書いたとおり、ここは香港料理だけでなくヴァンナチュール(自然派ワイン)も大きなウリ。ワインリストには厳選されたヴァンナチュールが並びます。1本5000円台〜というかんじでわりといいお値段ですが、いいヴァンナチュールは高いのよね。
ワイン雑誌の編集もしていた私ですが、ヴァンナチュールはからっきし。
というわけで「おいしくて安い泡!」という条件でお店の人に選んでもらうことに。
かくして飲んだのは、ロゼのヴァンムスー(フランスの泡)5000円台。
おいしいワインで乾杯すると、一気にテンション上がります。
さあさあ食べましょう
香港はじめとした広東料理は、南国といってもいいほど暖かい地域の料理だけあってパクチーのエスニックな香りがよく似合う。気がする。
ローストは5種の盛り合わせ。これで3人分です。
チャーシュー、鴨、クリスピーポーク、腸詰め、鶏レバー(たぶん)。
1人前1400円。
どれも香港の高級店と遜色ないおいしさで、ワインも進むーー
エビの香り炒め。
ピリ辛の殻付きで、千切りのショウガがいいアクセント。1800円。
手が汚れるのなんて気にしちゃいられません。
小さくてかわいい広東白菜1500円。
よく香港の八百屋さんで見かけますが、外苑前で会えるとは思わなかったよ!
+300円で、春雨入りの上湯スープの煮浸しにしてくれます(写真がそれ)。
金華ハムのダシなのかな?
旨味が凝縮されたスープを吸った春雨ったら旨いのなんの。
シメは広東干し菜と塩漬けスペアリブのお粥。1000円。
香港の街で食べるの同様、ねっとりとしてお米のポタージュ的なとろとろ具合。
ちょっと臓物っぽい味なので好きずきだと思う。私は嫌いじゃないけど。
というわけで飲んで食べて大満足!!!
マニアックな素材も使いつつ、まるで香港のホテルの広東料理ダイニングで食べるような上品な味に仕上がっているのはさすが。でも現地のホテルで食べるより、ぐっとリーズナブルだと思う。
ただやっぱりここはごはん屋さんというよりワインダイニング。ワインが主役なので、呑み主体でいくのがよろしいかと。
「お酒飲めない」「ローストだけ食べたい」って人には……
じゃーん、テイクアウトもあり!
前日までの予約で、翌夕方に用意してくれるそうな。ローストだけでなく潮州系の冷菜や、ハムユイ(塩漬け魚)のチャーハンもテイクアウトOKなんてすごい
これならおうちで香港ごっこも余裕でできちゃう。
というかこんなにプレミアムな香港料理をテイクアウトさせてくれる店、東京には他にないかも!?
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ありがとうございました!