日本初出店香港ミシュラン点心であり、“世界一安いミシュラン”として、すでに日本でも話題になっている「添好運 TimHoWan 日比谷店」。
先日オープン(だいぶ)前のレポートをアップしたのですが、今回は全部のメニューを試食してもいい! とのことだったので、人数を揃えて臨戦態勢で(笑)行ってまいりました。
本場と同じく、鉛筆でオーダーを書き込む方式にびっくり!
追加の時は紙をもう一枚もらわないと重複するので注意が必要です。
値段などのアウトラインは前回のブログ参照。
今回はおすすめ&人気メニュー中心に紹介します。
育ち盛り(20代男性)にも参加してもらったので、7割くらいのメニューに挑戦できたのではないかと。
まずはビールで乾杯。
えっ、いきなりビール?と言われそうですが、香港の店にはないけどNYやシンガポールの支店にはあるビール。
日本にもあります!!!
「点心とビール、合うと思っていたんだ。うれしいなあ」と私の心の中にいる酒飲みおじさんが喜んでいます。
「一番搾りPremium」という銘柄らしい。
初めて知りましたがおいしかったです。
そしてシェフfrom香港が来日!!!
これだけの成功者であるのに、気さく。
右がシェフMak。フォーシーズンズホテル香港で腕をふるったレジェンド級シェフです。
今日は風水の吉日に合わせて来たらしい。めでたい。
日本の店は初めて来たそうですが「広くていいね! 味も本場のまま」
とダブルサムズアップでご満悦。
厨房の人はダメ出しされないか、今日まで気が気じゃなかったんではないだろうか。
おすすめメニューのついて聞くと
「シグネチャーのチャーシュー入りメロンパンはもちろんだけど、ハーカウ、腸粉、シュウマイは食べてほしい!」とのこと。
「日本でも話題になってますよ。それにここは日本の一等地なんです」
と伝えると胸に手を当てて、ぱああ…と花が咲くような表情
でにこにこ喜んでいました。
かか、かっわいい…
香港の男性っていくつになってもかわいい。
というか年を重ねるほどに愛らしい。
その後香港男性のかわいさについてめっちゃくちゃ熱く語りました。
さあ、おすすめメニューをどんどん紹介します
まずはやっぱりこれがなくちゃ。の、えび餃子こと、ハーカウ
日本でこのえび含有率はすごいがんばっている!!!と感じました。
皮も厚すぎずつるんとして、絶妙の食感です。
えびのぷりっぷりさで言えば香港に軍配が上がりますが、ここは日本。
材料の調達方法も違います。
おいしいんだからそれでいいのです。
スペアリブの豆鼓蒸し。
ごはんのせバージョンもあります。
蒸しごはんものも充実ですよ。
シュウマイ。
この黄色い皮が香港です!!!
弾力があり、ぎゅぎゅっと密度の高い肉食感は、なかなか日本では味わえない。
この一個離れてるラフな(笑)プレゼンテーションもVery Hong Kong
えびしんじょうon the揚げなす。
写真がブレました。
腸粉は3種。
チャーシュー入り腸粉。
ちょっとチャーシューというよりひき肉っぽく。細かったかな?
でもご愛嬌。この眼の前でタレをかけてくれる演出がいいですよね。
スマホ動画で撮るべし!!!
次はざくざく、具たくさんで食感が楽しいシリーズ。
マイベスト・オブ点心、湯葉巻き。
湯葉の中にきくらげやらタケノコやらを入れて、ぐるぐる巻いてオイスターソースベースのタレで蒸しています。
ああ、おいしい。これを日本で食べられる日が来るなんて幸せ!!!
シェフありがとう。運営の皆さんありがとう。
ベジメニューもあり!
7種の野菜餃子。
これも食感が楽しい。
そして厨房にちょこっとインタビュー
人数多いですねーーー。
そりゃこれだけの席数でどんどん注文がくるんだからそうか。
厨房のえらい人いわく
「レシピはほぼ香港どおりなんだけど、一部日本で手に入らない食材の調達は独自で工夫している。香港の他、NYの支店にも修業に行っている」
のだそう。そのわりにはお手頃だと思います。
ほんと、一人予算2000円くらいでいける(飲まなければ!)。
ちなみに修業先の香港の支店でどこがおいしかったですか?
と厨房の方にこっそり聞いたら「深水埗店(サムスイポー)」とのこと!
シェフ Makも、この店とセントラル店のどちらかにいることが多いそうですよ。
深水埗店行ったことない! 行く!
〆は蓮の葉ちまき。
香港より具だくさん!
だいたい蓮の葉が手に入ることもびっくり。このかほりがいい。
実はこの他…
シグネチャーのチャーシュー入りメロンパン(シグネチャーなのに撮り忘れるという)とマーライコーも食べました。
どちらもシェフのおすすめ。間違いない。
メロンパンは、前回の試食よりぐぐっと精度が上がってる印象です。特に生地。
あとちょっとピリ辛になっていました。それもまたよし!
店内も広い。
香港のように相席はなさそうです。
4/8のオープン以降は行列が予想されるこちらですが、なななんと(通販番組風)テイクアウトも可能! 専用のロゴ入りボックスを目撃しました!
別のテイクアウト用入り口が設けられる予定なので、スムーズに買えそう。
価格は前回のブログにも書いているのですが、380円〜580円の品が多いです。
おいしい、お手頃、納得
香港好きとしてはつい「香港とくらべると…」という物差しで語りそうになるのですがそれ以前に一つの店としておいしくて価格もフェアで、何よりこのライブ感。絶対日本人にも受けると思います。
そして今は日本に新しいフードカルチャーが入ってきたこと自体にワクワク
千客万来、商売繁盛!
そして早く2号店ができますように(超ーーー気が早い)!
添好運 日比谷店
日比谷シャンテ別館1階
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