コタキナバル(ボルネオ島)の「シャングリ・ラ タンジュンアル」に続く2軒目の宿泊先は「シャングリ・ラ ラサリア」。
コタキナバルにはシャングリラ系が2軒あり、それぞれ名前をタンジュンアルとラサリアと申します。WEBで検索すると「どっちがおすすめ?」的な記事をよく見かけて、実際私も泊まってみるまではどっちがどうなのか判断つきませんでした。
なのでいま直近でボルネオ島行きを予定している人はタンジュンアル の記事と比較してご参考に、行く予定がない!という人は将来のご参考にどうぞご査収くださいませ。
ちなみにこちらがタンジュンアルの記事。
www.girlstraveler.com【シャングリ・ラ ラサリアへのアクセスは?】
一言で言って、空港からも市街地からも遠いです。私は空港から車で15分のタンジュンアルからGrab(Uberみたいなやつ)で移動しましたが途中事故渋滞があって1時間半くらいかかりました。おそらく普通にいけば1時間強。
最寄りの街はトゥアラン。小さな街で、ラサリアから車で20分くらいでしたけどホテルの車使うと高いし、Grabもあまりこないので、毎日ランチでも食べに行こうと思っていた私は甘かった。滞在中一回くらいと考えておくべし。
【2つのウィング、どちらを選ぶかが運命の分かれ道。】
…というのは全く大げさですが、ラサリアは、オーシャンウィングとガーデンウィングの2棟からなる広大なリゾート。いずれにしても高級リゾートであることは間違いないのですが、極上の滞在をしたいという人はオーシャンウィングがおすすめです。
私の旅のポリシーとして「そこそこ快適ならOK」というのがあるので、当初「ガーデンウィングに2泊で」くらいに思って予約したのですが、「オーシャンウィングなら3泊目無料だよ!」というオファーを見つけたのでそれに乗り換えることに。結果、お得でした。
オーシャンウィングの特徴は
◎お風呂付のバルコニーがあること
◎夕方のカクテルアワーがあること
とりあえず、お部屋にいきましょう。
【オーシャンウィングのお部屋拝見!】
入って目にする景色がこちら。
ベッドと広いリビング、テレビはベッドの横の壁についてます。
ベッド。魚のランプがかわいい。
そして、これこれ、これです。お風呂!!!
好きな時に入れます。向かいにはビーチ。とはいえ灼熱のビーチを散歩する人もほとんどいませんので、昼間でも一目はあまり気にならない…のですが目隠し&日よけのロールスクリーン完備。したがって、いつ入っても安心♪
バルコニーから見える景色。
結局私はお風呂に1日5回くらい入ってました(朝、昼前、昼後、夕方、夜)。もはや湯治でした。海を眺めつつ入るお風呂は最高。
そう考えるとオーシャンウィングにしてよかった。
デイベッドで本読んだり、ぼんやりする時間も楽しかった。
そうそう、後ろのアイアン製オブジェは洗濯物を干すのに絶好でしたね。日差しもあるし風も通るし、本当によく乾く…。とにかく暇なので洗濯もはかどります。
滞在中1回無料でローズペタルバス(バラの花びらを浮かべたお風呂)を作ってくれるサービスがあったんですが、準備に3時間かかるというのでお願いしませんでした。謎。
おまけ 部屋から見たオオトカゲ。
ズームの限りをつくしたけど、これが限界。おそらく80cmくらい?
というわけで素敵な滞在でした。広いしお風呂は快適だし…ただ一つリクエストするとしたら、
インテリアの再検討をお願いしたい!!!
ちょーっと、色とかデザインがチープかも。ゴージャスでなくていいんだけど、どんなテイストであれその世界に浸り切れる統一感がほしい。宿泊料もそれなりなので「おねだん以上」とまではいわずとも「お値段並み」を目指してほしいなあ。
【ラサリア名物(?)のカクテルアワー】
湯治でほっとしたせいなのか、思い切り風邪を引いて寝込んでしまった私。あまたあるアクティビティは一切参加できなかったけれど、風邪引いてもカクテルアワーは行ってました。酒飲みの矜持。
こんなところで17-18時だったか、バンド演奏つきのカクテルアワーがあります。
オーシャンウィング限定。お酒の高いマレーシアにあって、しかも人里離れたリゾート。かんたんに買い出しにもいけませんからカクテルアワーはお酒好きには必須なのかも。
カナッペをどうぞ♪(あの声で再生してください…)
グラスも味も適当ですが、リゾートですから細かいことはどうでもいいや。ビールも生ではありませんのでご注意を(べつに注意のしようがない)。
お気楽なカクテルアワーでした。
【ラサリアとタンジュンアル、結局どちらがおすすめ!?】
個人的には圧倒的にラサリア!
WEBの前情報ではタンジュンアルのほうが価格が手頃となっていましたが私の時は逆でした。つまり、価格はその時々で、どちらが格上とかはないんだと思います。あえて使い分けるとしたら
空港とコタキナバル市街地近くでリゾートしたい!→タンジュンアル
自然に囲まれてどっぷり、おこもりリゾートしたい!→ラサリア
が最適解かな。ただラサリアは街に簡単に出かけられない場所なので、事前の買い物(お菓子や飲み物は部屋にちょっとありますが)を万端に。レストランもいっぱいあるんですけど、全体的に味がこってりしてるから長い滞在だと飽きちゃうかも。あまり非常食とか持っていかない派ですけど、次行く時はカップのおかゆとか、あっさりしたもの必須だなと思ったんでした。
何より滞在中3泊全部、風邪引いちゃったし…。
そしてラサリア3泊の後は、コタキナバル空港に移動。体調最悪の中、ボルネオ島からクアラルンプールへ約3時間の国内線の地獄フライトに突入したのでした。
やっとの思いで到着したクアラルンプールでは(ダメな意味で)ドラマティックな展開が私を待ち受けていました。
次回クアラルンプール編「今夜マダムの泊まる部屋はありません!」。お楽しみに!
(その前にラサリアのレストラン紹介しなくていいのかな)