おしゃれな店が続々できている香港島の西側に、また新たなおしゃれレストランが誕生しました。
その名も「Rhoda(ローダ)」
噂は前から聞いていたけど、意外にもいつも泊まっている「ホテルジェン」の目と鼻の先だとわかり、それならとウィークエンドランチに駆けつけました
ローカルな雰囲気のトラム通り「Des Voeux Rd.」にいきなり現れる、このオシャンティな外観! なのにちゃんと下町の街並みに溶け込んでいるのが見事。
予約をして行ったけれどオープン間もない時間帯ということで、私たちが一番乗り。写真右手にはシェフズテーブル(ようするにカウンター)もあり、そちらが特等席のようだけど、のんびり食事したかったのでテーブル席をチョイス
※メニューが丸まってて、文字も曲がって、スターウォーズのオープニングのよう(ツレ談)。
この日のランチはウィークエンド特別版らしい。
アラカルトもありますが、基本的には2品選んで198HK$の軽いコースが中心のよう。私もそれにしてみました。
メニューはコールド、ホットに分かれていて、内容もそれぞれ前菜とメインというかんじ。
まずはコールドから2品。
ヘレフォード牛のタルタル、黄身ソース。
えー、調べてみましたところヘレフォード牛というのは、英国原産の牛の種類だそうです。アンガス牛と2大ポピュラーな種類だとか。
参考文献
(こんな見た目。かわええ。※写真はwikiからお借りしました)
この牛が赤身でヘルシーなのにやわらかくておいしい! 黄身ソースのまろやかさもさっぱりした牛肉とからむとほどよい濃厚さに。
実は私、超〜〜がつくほどのタルタルステーキ好き。
牛肉のタルタルがあると絶対に注文してしまう。
というか生肉が好き。
ツレの前菜はビートルート(ビーツ)、リュバーブ、ヤギ乳チーズのサラダ。
日本でビーツといえば赤だけど、ここのビーツは白。すごく甘いんです。
「なにこれフルーツ!?」って思うくらい甘い
この二つをシェアしながら楽しみました。
濃厚なタルタルと、さわやかなサラダでちょうどいい組み合わせだったな。
そしてホット、この場合はメイン。
参考文献
(しつこいようですがヘレフォード牛。やっぱかわええ。※写真はwikiからお借りしました)
日本人にしてみればタン(舌)を食べるのはわりと当たり前ですが、香港人にはタンは珍味に部類に入るのか、お店のお姉さんに「トライしてみる? …えっ、まじ?本当?? いいの???」みたいなかんじで念を押されました。
タンはふっくら、外はこんがりと焼かれていてとてもおいしかった
焼き肉もいいけど、たまにはこういうスタイルもいいね!
ピレネー産ヤギの肩肉入りタリアテッレ、withフレッシュチーズ。
ここまで読まれてお気づきのとおり、こちらのレストラン、なかなか面白い食材を使っているのです。食材にも産地にもこだわり、出すものはなるべく自家製を心がけているのだそう。もちろんこのパスタも自家製です。
これも見た目よりずっとさっぱりとしていて、食べやすかった。ヤギ肉だとは思わなかったよ(頼んだ時よく見てなかった)。
それでパンも自家製。これもふかふかで美味!
飲み物はワインのデキャンタを注文したのですが、ここスパークリングウォーターが無料なので、「昼からお酒はちょっと」って人にもおすすめです。なにしろ無料だからお店のお姉さんが隙あらばどんどん注いでくる
「気にしないで、無料なんだから!」って言うんだけど、無料だからってそんなに飲めないよ…?
ま、おかげでワインを飲んでも酔いすぎなくてよかったんだけど。
おなかたぷたぷ。
というわけで気がついたら2時間半くらいいた!
それだけおいしくて居心地がよかったってことですね。
香港大学駅からは徒歩5分くらい。おしゃれな店だけどローカルな土地柄ゆえか、落ち着いてごはんが食べられるので、雑踏を離れてくつろいで食事したい時にもいいのではないかと。料理に対して誠実に、手間を惜しまず素材にもこだわっているところもおすすめしたい理由です。
んでもって、ご参考までに……
公式WEBに現在、平日ランチ(2皿128HK$、3皿148HK$)を発見! というか週末ランチコースというのがWEB上では見つからなかったんだけど、この平日ランチのほうがお得っぽい。今度は平日に行ってみたい〜〜
Rhoda
345 Des Voeux Rd W, Sai Wan
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