フィリピンが誇る2大食文化といえば、サンミゲルとファストフードの「Jollibee ジョリビー」。※個人の感想です。
その「ジョリビー(以下めんどいのでJollibee)」がホンハムに新店をオープンしました!!!
ローカル歴史遺産「観音廟」のお詣り帰りに前を通って、気づいたら入っていた。もう空港に行かなきゃいけない時間だったんだけど、通りかかっちゃったら仕方ない。勢いで生きてます。
なんでつい入っちゃったかというと昨年秋のオープン時に、行列までできた人気っぷりを見ていたからです。
香港におけるJollibeeのバズり具合については、前の記事をご参照ください。
Jollibeeは1996年に上陸してはいたものの、2店舗目がオープンしたのは2016年。その後大ブレイクしていまや8店舗あるそうです。※私調べ。
上の看板でわかるように、Jollibeeの漢字名は「快楽蜂」らしい。
香港ではHappyを「快楽」って書くのですが、二回目くらいの来港でそれを知った時「香港、いいじゃないか」って思いました。
グロテスクな笑顔の「快楽蜂」に迎えられて入ります。
前も書いたけど、ぎりぎりかわいい。
ジョリビーに対して冷静なスタンスを崩さない私ですが、それは前回書いた通り、セブ島出張のせいでしかありません。
そのハードコアな思い出の中に、ジョリビーがある。
ただそれだけ。
ジョリビーは(そんなに)悪くない。
本国では国民的ファストフードであるはずのジョリビーですが、
香港ではフライドチキンの人気店としてキャラ立ちしている模様。
ここの看板にもCHICKENJOYって書いてあるから、そうなんでしょう。
でもこの時は午前中で、まだモーニングの時間。
意外にもフライドチキン色はなし!!!
…かとおもいきや、一番端に「Breakfast Chikenjoy」40HK$ってあった。
チキンにはコメ。これがジョリビーの方程式です。
他は全部パンなのになぜ。
そのこだわりを無視して、クロワッサンと目玉焼き&コンビーフのドリンク付きセットをチョイス。35HK$。
待ってる間、店内を見渡す。
雨の朝、他には一組しかいない店内は心細いくらいに広い。
でも新しいこともあって、すごく清潔です。
店内を彩る、アートピース(?)の数々。
私が行った本国の田舎のロードサイド店を思うと、隔世の感。
そして来ました。モーニング
このパンが横に切れ目が入っているので、そこにコンビーフと玉子をはさんで食べることになっているようです。
それより下の紙に書かれた「Juicylicious!」の言葉が気になる。
「CHICKENJOY」とかいろいろ造語(?)が面白い。
使う機会はないと思いますが。
さて、味。
玉子はぷるぷる、いい火の通り加減
パンは、柔らかい香港スタイルで甘くてバターの香りがリッチ
しかし、コンビーフが塩辛いのが惜しい…
フィリピンスタイルの濃い味。でも卵やパンが塩気控えめなので、サンドすると結果的にはいいアクセントになりました。
でもこのコンビーフ絶対多い…!
はさみきれませんでした。
あとなんかつゆだく…いやジューシー。
これがくだんの「Juicylicious」…!
食べ終えて店を出ようとしたら、フィリピン人のおばちゃん店員と目が合いました。
私 「ここのジョリビー、新しいですね」
おば「まだできて数ヶ月なのよ」
私 「昔、フィリピンのセブで食べましたよ」
おば「あらまあ〜、Cebuに行ったの? いいとこでしょう」
私 「う…うん??? でもジョリビーは香港にもう一軒あるよね」
そう言うなり、おばちゃん満面の笑顔で
「そんな! ジョリビーは香港に8店もあるのよ!」
その笑顔はとても誇らしげ
私、日本のプロダクトで自分のことのように自慢できるものあるかなー。
サランラップ…は誇れるな、とりあえず。
おばちゃん以上に、グローバル感をアピールするイラスト。
世界には1200軒もあるそうです。
それだけフィリピン人が色んな国で働いてるってことでもある。
っていうかこの地図の位置関係、独特じゃないですか。
えーと……
結果的には楽しかった!!!
あと食事も満足感あって、チェーン店は間違いないな。
というか香港で人気の店は、チェーンでもそうでなくてもだいたい高コスパ。
今度はホテルの部屋でビールのおともがほしい時に、フライドチキンのオイマイ(Take away)に来てみよう。
ロケーションとしては「In the heart of Hung hom」というかんじ。
最寄りのMTR黃埔駅(Whampoa)からは少し歩くけど、スーパーとか店が集中するダウンタウンの中心部なので、買い出しのついでの休憩にも使えそう。
なにかと使い勝手がよろしいかと!
で、急いで空港に向かうかと見せかけて、次なる寄り道が発生!!?
それについてはまたこんど。
Jollibee Honghom (ジョリビー)
120 Baker St, Hung Hom
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