なんと、香港のスターバックスにはオリジナルのビールがあるんです。
日本のスターバックスにも最近はお酒を出す店がありますが、あれはワインでしたっけ。香港のスターバックスにはなんと! オリジナルのクラフトビールを出す店があるんです。といっても店舗限定。
その店は…IFCモールの上の階にあるらしい。
ということで行ってみました。飲んでみました。
スタバビールの提供店舗はどこ?
いきなりですがIFCの2階です。地上階にもスタバはありますが、そちらはビールはないのでご注意。「ビールある?」って言ったら「上の店だよ」って言われました。
広い店です。でもいっつも混んでて席がない。ていうか手前の人のクセが強い。
でもこの写真だと左側の奥なんですが、カウンターの裏に隠れた席があって、そこはわりと空いてます。というか気づきにくい場所なので、いつもIFCに買い物に来ている地元の人がほっと一息つく席というかんじ。コージーでした。
そして噂のビールはというと…こちらです。
味は2種類。いずれも78HK$。
Caramel Machiato cream Ale(キャラメルマキアートクリームエール)
と
Mocha Brown Ale(モカブラウンエール)
キャラメルマキアートとモカ。ちゃんと「らしい」っていうか、スターバックスの2大人気メニューをコンセプトにしているのが心憎い。さすがスタバ、やるからにはただじゃ済ませないっていう(ただのスタバファンです)。
スターバックス特製クラフトビール。そのお味は?
目の前でサーバーから注いでくれます。私は瓶より断然ドラフト派なのでうれしい。
で、お味について。
モカはやっぱり香ばしくてこっくりしていて、苦味は控えめ。おいしいんだけど、これなら「他で飲んだことのない味」ではない。78HK$の価値はうーんありっちゃありだけどどーかなー、というかんじです。
その点、キャラメルマキアートはすごくオリジナリティがありました。エールというと軽やか&フルーティなイメージがあるけど、こちらはちゃんとカラメルの甘みと香ばしさ、そして余韻にクリーミー&ミルキーなフレーバー。これぞまさにキャラメルマキアート。
キャラメルマキアートをビールで表現しきっている!
当たり前ですがコーヒーは豆。ビールは麦。
違う素材なのでもちろん違う持ち味、違う味なのですが、コンセプトがちゃんと揃っているんです。あまりにもキャラメルマキアート感があると思って店員さんに色々質問したんですが「わ、わからん…」とのこと。なので地元メディアの記事をあたってみたところ、作っているのは地元のクラフトビールメーカーで、このエールはコロンビア産の豆をカラメルとともに18時間以上ビールに漬け込んで造っているのだそうです。なるほど、このリアルなキャラメルマキアート感はそういうことか! でもこのミルク感はどこからくるの…? そこは企業秘密かな。とにかくその味を表現する技とセンスにおそれいりました。
このスタバビール、今年の春からのメニューのようです。
店員さんいわく台湾でも売っているらしい。台湾行く人もチェックです。
いまやホテルもオリジナルビールを作るほど、クラフトビール愛が止まらない香港。
でもこれはちょっと他では飲めない。特にキャラメルマキアートエールはやみつきになりました。
おまけ。香港みやげとして人気の香港スタバ特製バゲージタグもこちらで買えます。
この茶色のスリーブ、パッケージの一部なんですよね。これがタグ本体に付いていたら「芸こま」でかわいいのに、惜しい!って思ってます。というわけで買ってない。
The Starbucks Reserve Store
the level 2 podium of IFC Mall in Central, Hong Kong