久々、自分的に激アツな香港ニュースが入ってまいりました。
香港をはじめとする私の旅の強い味方であったクラブ、それはシャングリ・ラホテルの会員サービス、ゴールデンサークル(以下GC)。「であった」というのは…えー、その会員サービスがこの春大きく改変されるのです。しかもしれっとGCファンには衝撃の内容だったりするようなのです。(この写真の「選ばれしパリピの私たち」感もすごいな…)
先日突然届いた優雅なメールにはたくさんのメリットが書かれているようでしたが、私の関心は一つ。ステイタス(この言い方ダサい)更新の要件です。いままでGCのランクは3段階あり
ゴールド
ジェイド
ダイヤモンド
となっていました。ダイヤモンドが一番高いのですが、ジェイドとダイヤモンドの違いといったらラウンジに入れるかどうかと部屋にワインが届けられるかどうかくらいなもんで、あまり違わない。
それよりゴールド→ジェイドになると
◎アーリー&レイトチェックアウト
◎朝食無料(これだいじ。旅先で安全な生野菜が食べられるの超重要)
◎自分で選べる3つのアメニティ(ビールとかペリエとか。カップ麺なんてのもある)
と、かなりメリット十分。
これになる条件は…
10滞在するか、もしくは20泊。
だったのです…が!!!!!!
以下変更点です。
1. 会員ランクが増える!
4月28日に新たにローンチされるゴールデンサークル改めシャングリラサークルでは会員ランクは4段階。
ゴールド
ジェイド
ダイヤモンド
の上に
「ポラリス」というのができるらしい! 招待制。
びっくりするほど私に関係なーい。あとネーミング独特―ーー。そういうところも好きなんですが。そう、サービスもネーミングもすべてが独自。それがシャングリ・ラ先輩のチャームポイント。すき!
2. ステイタス更新条件が変わる!
いままでゴールドからジェイドになるには
10滞在するか、もしくは20泊するか。だったのですが、新たな条件は
20泊 または 6000ポイント
…ん? 新たな概念出てきましたね。ポイントとは。
確認したところ、1ポイントは1USD。為替変動制です。ただそこで複雑なのが、ジェイド会員は1USD使うと1.25ポイント貯まるんだそうです。ということは4800USD使うことが更新の条件…となるようです。ということは…えーと円安の現在、1USD=115円で計算すると…なななんと(ジャパネット風)
ごじゅうごまんにせんえん!!!(55万2000円)
そうなるとざっくり1泊28000円くらいでカウントされていることになりますから、それ以下の価格のホテルでは「20泊」のほうを目指すのが近道のようです。
って…ぜんぜん近くねえーーー。
でもポイント制度ができることによって、会員のお値段、いきなり可視化されちゃいましたね。1年間の会員料金が55万円。ゴルフの会員権みたい。でもゴルフ会員権は一生モノ、こちらは一年モノ…。
3.なぜシャングリ・ラなのか。
ホテルチェーンはたくさんあるのになぜ? それをプレゼンしてみたいと思います。
思えば修行的なものを一切しない私が唯一続けた、ゆる修行。それがシャングリ・ラホテルのジェイド会員でした。海外、とくに香港&マレーシアにおきましては会員でいる意味は、けっこうあったと思います。ちょっといいクレジットカードよりぜんぜん意味ある。コロナ禍入った瞬間ホテル系カードを速攻退会した私も、シャングリ・ラに関してはなんというか香港との絆みたいにおもって切れてほしくないなって思ってました。でもまずなにより…
外国人会員が少ないから、何かといろいろ融通してくれる!
っつうのが大きい。
100回でも言いますが、香港を含めて中華圏は身内で回す世界です。「何かといろいろ融通してくれる」、これめっちゃ大事です。だからこの「金のサークル」の中に入っていることは旅行保険的な意味もあった気がする(もう全部過去形)。飛行機で早朝着いても入れてくれるし、治安が不安定だったときもいろいろ気を利かせてくれた。お誕生日もこってり祝ってくれた。お金で買えない価値がある。いや、買ってるようなもんですけど。
4.コロナ特例はないのか?
ねー。じつはここ2年は無条件で更新してくれたんです。でもここまで厳しくする以上、来年以降は「来年も無条件でRenew!」と甘やかしてはもらえなそう。最低でも10泊とか多少のおまけ条件でのクリアとかはあるかも?
5.結論。で、どうする?
改良とか改悪とかは言いたくありません。続けるかどうか、それはもう「2023年、前みたく海外に行くか」ってことにつきる。
筋肉にたとえたら(なんで筋肉にたとえるんだ)「海外旅行筋」みたいなのって常に鍛えてないと衰えるだろうし、だからたぶんいまの私は衰えてるし、ふつーに体も衰えてるし。以前みたいな頻度ではとても行けない気がするのです。
ああ、離れゆく私の桃源郷…。
いろいろ変わる時代を乗りこなしていきたいです。