香港女子旅研究所。

旅が好きで、香港が好き。

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2022−2023年 コロナ時代の香港旅日記 ②空港から市内へ、ラクに移動する4つのルール。

香港国際空港はいまだかつてないほど、閑散としていました。

エアポートエクスプレスのチケット販売所がクローズしていたり、いつもSIMを買っていた中国移動(チャイナモバイル)も「今日は売り切れ」とかだったり。それでも、イミグレを通ったら両替をして、次はSIMを手に入れる必要がある。特にこのコロナ時代の香港では。

【コロナ時代の香港ライフの必需品、SIMを買う】

SIMも普段は定期的に日本からトップアップ(課金)していたのだけれど、さすがにここまで来られない状態だと課金する気も起きず…ほったらかし。そうなければもちろん新たなSIMを買わなければいけない。

上記のとおりセッティングまでやってくれる中国移動の店舗は品切れだったので、仕方なく並びのセブンイレブンで「csl.」のSIMを買う。現在HKIAの第2ターミナルが閉鎖されている状況なので、空港で買うSIMはほぼこの二択になると思う。ところでこの「csl.」、中国移動と値段はそんなに変わらないが、これが設定方法がぜんぜん書いてなくて、結局自分ではできずに翌日スタッフに泣きついて設定してもらった。もう60回以上来ているというのに、まだ私は香港で自立できていない。

【失効したオクトパスカードは5秒でFIXできる】

汚い自分のオクトパスのかわりにイメ写ですみません…

そしてオクトパスカードも当然のことながらExpired。

というのも到着ロビーのコンビニでバナナを買って、その際に増値(トップアップ)しようとしたら「これ失効してて使えないんですけど」と店員に言われたので、まずは封印を解かなければ使えない。じゃ、どうするか。

答えはかんたん。エアポートエクスプレスのホームにあるカウンターで「オクトパスカードが失効したのでFIXしてくれ」と言えばいい。なんでホームのカウンターかというと、イミグレを出て最短でMTR職員と会えるのは、2022年年末現在、ここだから。

エアポートエクスプレスにはクレジットカードがあれば乗れる。でもそのあとMTR(地下鉄)に乗るとき、買い物をするとき…すべてにおいてオクトパスカードが必要になる。オクトパスカードは東京でいうSuica。電車に乗るのも、コンビニで払うのも、スーパーで買い物するのもオクトパス。最近はタクシーでも使える。その依存率はSuicaのそれ以上なので、設定しないわけにはいかない。

疲れすぎて空港の写真がない…。華やかなツリーとは裏腹に寂しい空気。

【空港から市内まで、いま一番使える移動法はどれ?】

結論からいうとなんだかんだ、エアポートエクスプレスだったりする。

最安の移動法はバスだと思うし、香港好きにはバス愛好者が多いけれど、エアポートバスは本数も路線も回復しきってないのが現状。主要な路線は復旧しているけれど、30分に1本とかの線も多いようなので、ちょっとアテにできない。Uber、タクシーもいいけど、値段はけっこうするので3名以上なら使ってもいいかもしれない。っていうのもやっぱ、円安が大きい。したがってエアポートエクスプレスで青衣(一番手前の駅)でMTRに乗り換えるのが現状、市内に行く一番安くて速い方法かと思う。

PCR検査

イミグレ

SIM購入

オクトパスカード復旧

両替

市内への移動。

それを経てやっとホテルでチェックインできるというわけ。つーかーれーるー。空港脱出までにやることは前より格段に増えた印象。2023年に入って、PCRは撤廃されたけどまた感染拡大でもしたらやるかもしれないし、今度はまた違ったやり方かもしれない。もうね、とにかく疲れます。2年半で自分も歳を重ねてるわけですからね。

【空港から市内まで、素早く移動するためにできることを検証してみた】

なんかユーチューブで見るようなタイトルだけど、空港から市内までの移動を少しでも時短できるよう、出発前からできる対策を私なりに検証してみました。

1. あまり混まない時間帯の到着便を選ぶ。

午後イチくらいまでの到着がいいんじゃないでしょうか。成田早朝発とか安くていいかもしれない。夕方は日本から飛んできた香港人で混むかんじ。会社帰り夕方便で深夜着からのタクシー、なんてのもアリですが、いろいろ空いてなくて空港が寂しくなるので一人旅には推奨できない。

2. チケット購入とオクトパス復旧をエアポートエクスプレスの駅のホームでまとめてやる。

やたら具体的ですが、それが最速で市内に行く方法。そこに行くまでもMTRの自販機はまだあちこちにあるけれど使用停止になっているところが多く、係員もいないので注意。「あ、自販機が見える」と荷物をころがして歩いて行っても、徒労…みたいな。空港って意外と広いので疲れるだけだということを今回痛感。

3. 現地用スマホは、最新式に買い替えておく。

私が使っているテザリング用携帯は、このコロナ騒動の2年半の間におそろしく時代遅れになっており、あまりのもっさりとした動きに「壊れてるんじゃないか」と思ったくらい。なぜ日本で安いアンドロイド端末を買っておかなかったのかと、ものすごーく後悔した。以前なら「まあ現地で2、3万の謎スマホを買えばいいや(蛍光色とかの)」という思いもあったけれど、時代は円安。若い世代向けの激安スマホも、日本人にとっては高額になっている。あと資源高(レアメタルとかね)でパーツが値上がりしているのもあるのかもしれない。前よりスマホは高性能かつ高級品になっているのだ。

4. SIMは電話番号付きを買う。

これはまじです。

詳しくは後述するけれど、コロナ時代の旅行は現地の人とも連携して最新情報を手に入れることが大事。いろんな人と連絡とるし、時世柄フード配達アプリなんかもインストールしたかったりするので(毎食レストランとか気を使うので無理)、ローカルの電話番号つきを買っておいたほうがいいと思う。私みたいに「SIMとか全然わかりません」な人は、それでも前に使ったことのあるメーカーのものを日本の通販で買っておいたほうが少しくらい高くても安心かもしれない。

でも何よりの対策は、万全の体調で行くこと!

激務をこなしてからの弾丸…みたいなのは、コロナ以前の旅行スタイルだと思う。それか20代まで。なぜなら疲れた状態で到着すると、何かと「うっかり」が増えたり、抵抗力が落ちたりして現地であらぬトラブルを招くことになる、ということが今回身にしみてわかったから。それというのは…

家族が到着早々パスポートをなくしたから!

総領事館があいてない)ホリデーシーズンに!

なんというパワーワードの羅列。

それが判明したのは、やっとの思いで到着したホテルでのチェックイン時。なんでそんなことになったのか。それをどうやって切り抜けたのかは、プライベートな内容だけど一方でそこそこ有益だとは思うので、別の機会に「B面」としてお伝えしたい。やっぱそこはnoteか…noteなのか???(いい方法を知ってる人は教えてください)

あ、前回の読んでない方はこちらから。

www.girlstraveler.com続く!





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