マカオ滞在を楽しんで香港へフェリーで渡ります。
この旅の旅程は マカオ→香港→日本。
この時は去年10月で、香港に行くというと「えっ危なくない?」と心配をかけてしまう状況だったので「マカオ行ってくる!」と言って旅立ちました。う、嘘は言っていません。
それから数ヶ月…。
マカオも香港も別の意味でどうなの!?と思われているいま、状況の変化は早いなあ。まあまたそのうち行けるようになるさ、と適当にかまえている私です。すきあらば行きます。
マカオフェリーターミナルに到着。
前の日に泊まったグランドラパマカオからはシャトルバスで10分もかからない…とのことだったんですが、確か10時以降しかバスの便がなかったんですね。一刻も早く香港に行きたかったので、タクりました。
グランドラパマカオ、おすすめなので貼っときます。元、マンダリン。
行ってみてわかった、マカオフェリーターミナルの真実。
おおげさな見出しですが、自分の下調べ不足もあって予想外の展開が多かった。
着いてわかったこと① 香港島行きの便が多い
香港側のフェリーターミナルは九龍半島側(チムサーチョイ)と、香港側(上環近く)にあるんですが、この日私は九龍側に行きたかったのですが10時台に行ったところ「九龍側へのフェリーは 昼までないよ」とのこと。
それならまあいいか、と香港側へ行き先変更。
どうしても九龍側に着きたい!という人は時刻表を要チェック。
着いてわかったこと② 大きなスーツケースは別料金!!!
もうね、これです。これを書きたいがためにこの記事を書いているようなもんです。
飛行機の機内持ち込み荷物くらいの大きさは無料でスルーなんですが、預け荷物くらいの大型スーツケースはNO!と言われます。
で、別のカウンターに預けに行って別途料金を払わなければいけないのです。確か1000円くらいだったかな。スルーと別料金発生の境界は…完全に係員さんのインプレッションですね。でも別料金コーナーに行った時はちゃんと測られます。このひと手間でギリで間に合うはずだった便を逃した私。時間的にもお金的にも残念極まりないです。
上の写真は香港フェリーターミナルのバゲージクレーム。
…といってもイミグレの外におじさんが台車でちょっとずつスーツケース運んでくるというだけのもの。ここでも自分の荷物が出てくるまで15分くらいぼんやり立って待ってました。むだー。超むだ。ちなみに私の荷物はこの写真にはありません。待つの苦手なので、これ以降は飛行機も手荷物オンリー派になりました。液体? 化粧水? そんなの現地で買えばいいさ。
結局小一時間待ったので、おみやげ買ったり(香港より安くて素朴かわいい…)、写真撮ったりしてうろうろして過ごしました。
ヘリポートの標識かわいい。
着いてわかったこと③ ゲートが遠い!!!
どこまで続くのこれ…というゲートの遠さ。これを考えてもひと便送らせてちょうどよかったかもしれない。
みんなでぼんやりゲートオープンを待つの図。マカオは全体にスローリーです。
フェリーは快適…でも高波の日は注意!
フェリー、普通の席でも十分広い、しかも便が多いせいか空いてます。
席選び放題! 移り放題!!!
…と一見快適なマカオ〜香港間フェリー。所要時間は1時間と短いんですが、注意が必要なのは
けっこう揺れる時は揺れる!
ということ。乗り物酔いしやすい人(私も)は注意です。その日のニュースの天気予報で、暴風警報が出てるかとか台風シーズンはチェックしておきましょう。この日は黄色暴風警報が出てました。で、けっこうぐるんぐるん酔いながら香港へ向かいました。
私の経験では香港島側とのルートのほうが揺れる。この状況下でカップ麺とかハンバーガー食べてる現地の人、まじで強いです。
晴れて香港に到着!!!
ああ、久々の香港。って言っても3ヶ月ぶりとかですけど。
九龍側のホテルを予約していたので、このあと九龍側への乗り換え駅である金鐘(アドミラルティ)駅へバスで移動。バス停はタクシーに乗るのと同じ階のすぐ外にあるので、行けばすぐわかるはず。
というわけで意外とトラップの多かったマカオ〜香港間のフェリー移動。
でも一番びっくりしたのは…
デモの影響で金鐘駅のMTR入口が封鎖されていたこと。
スーツケースを引きずってちょっと遠い入口にいきました。その入口の前にはデモ隊によると思われる黒いスプレーでの刺激的なグラフィティ…!
…の前で、いつもと同じようにタバコを吸う金鐘ビジネスマンのみなさん。デモ騒ぎがあってから初めて訪れた香港。見る限りは平常運行のみなさんに、ほっ。やっぱ自分の目で見ないとわからんな。
で、その後は堤防が決壊したように、11月末〜12月、1月と3ヶ月連続香港に来てしまった…。
香港に行き始めた時に描いていた「いつか月イチで香港に行けるようになりたい!」という夢(?)が期せずして叶ってしまった時間でした。
香港編、つづきます。