(ほぼ24時間)1泊2日上海、二日目にして最終日です! 夕方には香港に旅立つので、観光に使える時間はほぼ午前中のみ。かといって早起きできないので、一箇所しか行けないということになりました。
昨日の夜ついたばかりなのにね〜…自分で組んどいて、一泊はないわ。
というわけであらすじは前回までのブログをご覧ください。未来の象徴、リニアモーターカーに乗ってきましたというお話。
で、私が泊まった「浦東 シャングリ・ラ 上海」からだとだいたい多くの観光地は川向うになります。川と言いつつ、黄浦江は大変川幅が広いので、香港でいうとヴィクトリアハーバーを挟んで、島側、半島側がある、あの距離感に近いかと。目で観ると遠いけど地下鉄が通って、実際は簡単に行き来できるところも似てる。
で、どこに行こう? で決めたのは「フランス租界」!
ベッタベタの観光地なんでしょうが、ほらいちおう「女子旅」だから。きれいなものが観たいから。花の都もかくやという麗しの町並みにひるがえる上海名物の洗濯物も観たい! というわけで、行ってきました。しかもDiDiで!
DiDiでフランス租界へ! DiDiの乗り方、使い心地は?
上海は地下鉄が便利だとさんざん聴いておきながら、どうしてもやってみたいのでDiDiを使いました。みなさんご存知と思いますが、DiDiは大陸版Uberです。ぐーぐるのかわりに百度、日本で乱立するペイはすべてアリペイ、と大陸にはほとんどすべて分野において独自のソフトが存在するのが面白い。で、ほとんどがめちゃめちゃ使いやすい! 特にアリペイはなくては生きていけない。これはまた言及したいところですが、ソフトパワーを実感できたのも上海旅行の収穫でした。
DiDiは英語版もあるらしいけど、私は見つけられなかったので中国語版でトライしてみました。簡体字読めない。第二外国語だったけど授業ほぼ出なかったからいまだに「私は大学生です」とかしか中国語は話せません。もう二度と使えないセンテンス。
で、ホテルのロビーで呼んでみました!
すぐ反応くる!
そしてすぐ電話してくる!(これ大陸の特徴だと思う)
電話はどうしようもなかったので、ホテルのスタッフにかわってもらいました。しかも道がわからないのか何度もかけてくるので、何度もかわってもらいました。これはこれで旅先でのコミュニケーションになって楽しかったです。
スタッフはみんなやさしかった。
DiDiの車窓から。
で、車に乗ってフランス租界を目指します。けっこう遠くて、20分くらいかかったような。
途中、淮海路のあたり。プラタナス(だと思う)の並木とクラシカルな建物がいい雰囲気。昔からの洋風建築はだいたい高級ブランドのお店とかが入っていました。
おしゃれなエリアと生活エリアがすんごい密着してるのも上海の街も面白さ。みんな布団みたいな綿入れコート来て歩いてる。日本と同じくらいの気温なんすけど…。
この旅のベストドレッサー発見!
ピンクのコートに赤いベレーがかわいい上海パリジェンヌ!
というわけですべての光景にわくわく、どきどき。
やっとフランス租界に到着!
やっと来ましたフランス租界。
ここで租界豆知識。租界というのは日本風にいうと居留地。中国(当時の清)がアヘン戦争に敗北したことから罰ゲームとして上海が開港され、英米、そして1849年頃フランスの居留地ができたそうです。
以上、ざっくりフランス租界豆知識でした。
その建物が、いまもたくさん、しかもすごくいいコンディションで残ってるんです。写真の建物は、この地域の象徴的建築。
いまは集合住宅として現役で活躍しているようでした。
そしてこのビル前の交差点がめっちゃ面白い。
文化の交差点は、ガチの交差点でもありました!
信号が変わる直前。
一気に飛んでくるバイク!
そしてチャリ!
中国とヨーロッパが交差する、まさに交差点!
あとやっぱり洗濯物は上海名物でした。
そして復路は地下鉄で。
地下鉄の入口にクレーンゲーム(中に入ってるやつは著作権とかいいのか…?)っていうのんきなかんじもまた楽しい。
めちゃくちゃ癒やされた、上海半日観光ツアーでした。
このあとは上海で見つけたおいしいものの話でも。